思わずのけぞる!エビの濃厚な旨み。万能ソース「Ebi-aun(エビ‐アン)」

思わずのけぞる!エビの濃厚な旨み。万能ソース「Ebi-aun(エビ‐アン)」

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魚貝を使うスペイン料理にピッタリの旨味

毎日の料理に欠かせない「だし」。日本ではだしといえばかつおや昆布が主流ですが、スペインでは、エビなど魚介のだしを使った料理が多数あります。シーフードパエリア、アヒージョ、サルスエラなどの煮込み料理……魚介の旨みがぎゅっと詰まった料理は、老若男女問わず大人気。でも、日本ではエビはちょっと高価な存在。だしをとるといっても、スーパーで売られているエビは“だし”が一番よく出る「頭・殻・尾」がついていなかったり、なかなか高いハードルです。

思わずのけぞる!エビの濃厚な旨み。万能ソース「Ebi-aun(エビ‐アン)」

そこで登場したのが、なんでも作れる万能エビソース「Ebi-aun(エビ‐アン)」。一瞬、戸惑ってしまいそうな名前。主役となる“エビ”と、いろんな食材と“阿吽”の呼吸になるという想いが込められた造語だそうです。
これ、エビの旨みがとにかく濃厚! ペロリと味見して、思わずのけぞる衝撃でした。エビの頭・殻を丁寧に下ごしらえされた贅沢なエビペーストに、オリーブオイル・ニンニク・塩で調味。無添加で、塩は青ヶ島のひんぎゃの塩を使用、こだわりの逸品です。
料理アレンジは無限大。ラベルに書かれた「何でも作れる万能エビソース」。直球勝負のタイトルを見ただけで、チャーハン、リゾット、スパゲッティー、エビチリ、ブイヤベース、野菜炒めにちょい足ししても美味しそう……。作ってみたいお料理が次々浮かんできます。

日本初の薪のパエリア専門店のオーナーがプロデュース!

思わずのけぞる!エビの濃厚な旨み。万能ソース「Ebi-aun(エビ‐アン)」

プロデュースしたのは、日本初の薪のパエリア専門店『EL T(エル・トラゴン)』オーナーシェフ栗原靖武さん。栗原さんは世界一のパエジェーロ(パエリア職人)を決める「国際パエリアコンクール」で国際部門優勝、「日本パエリア協会」を立ち上げるなど、日本のパエリア業界を牽引する存在です。
パエリアに欠かせない濃厚な旨み。通常は時間をかけて素材からじっくり引き出しますが、家庭でも手軽に作れるようにと開発。こだわりぬいたペーストで、ちょい足しでレストランの味を実現させました。

美味しさがプラス!アヒージョ、スープ、パエリアにも大活躍

思わずのけぞる!エビの濃厚な旨み。万能ソース「Ebi-aun(エビ‐アン)」

人気のアヒージョなら、オリーブオイルと好きな具を入れグツグツ加熱するだけ。濃厚な旨みが入っているので、安いむきエビや冷凍エビで十分。ブロッコリーだけ、ジャガイモだけなど、だしが出る食材がなくても本格的な味に仕上がります。何はともあれ、パンの用意は忘れずに! オイルも残さず、最後の一滴まで堪能しましょう。

 

■えびだしアヒージョ
[材料:2人分]
「Ebi-aun(エビ‐アン)」…1/2瓶(30g)
むきエビ(冷凍)…100g
ミニトマト…5個
オリーブオイル…80cc
唐辛子・パセリ…適宜
(1) 耐熱の器やスキレットに全ての材料を入れます。
(2) 中火で2~3分加熱し、具材に火が通ったらできあがり。

思わずのけぞる!エビの濃厚な旨み。万能ソース「Ebi-aun(エビ‐アン)」

私のイチオシはスープアレンジ。味噌汁、とん汁、卵スープ、野菜スープ、ミネストローネ、クリームシチュー……。「Ebi-aun」をスプーンでちょい足しするだけで、いつものカジュアルなスープが“お高いやつ”に大変身してくれます。

 

■野菜たっぷりエビのビスク風
[材料:2人分]
「Ebi-aun(エビ‐アン)」…大さじ1
キャベツ…2枚
タマネギ…1/2個
ニンジン…1/4本
エリンギ…1本
オリーブオイル…小さじ1
水…250cc
塩…小さじ1/2
生クリーム…適量
(1) キャベツ・タマネギ・ニンジン・エリンギは全て1cm角にカット。
(2) オリーブオイルを熱し、1を炒めます。
(3) Ebi-aun・水・塩を加え、煮立ったらアクをすくいます。
(4) 中火で10分ほど煮て盛り付け、生クリームをちらします。

思わずのけぞる!エビの濃厚な旨み。万能ソース「Ebi-aun(エビ‐アン)」

スペイン料理といえばパエリアですが、今年大注目なのが、お米の代わりにフィデオス(スペインのショートパスタ)で作るパスタパエリア。お米のパエリア同様、パスタも茹でずに乾燥したまま調理するので、旨味をぎゅぎゅっと抱きこみ濃厚な味わいに。お米より失敗が少なく短時間で完成するので、自宅で簡単に作れると人気急上昇中です。

 

■えびだしパスタパエリア(フィデワ)
[材料:2~4人分]
「Ebi-aun(エビ‐アン)」…1瓶(60g)
フィデオス(スパゲティーを2cm長さにポキポキ折って代用できます)…120g
生ハムまたはベーコン…10g
オリーブオイル…大さじ1
水…250cc
お好みのトッピング…適宜
(1) オリーブオイルを熱し、刻んだ生ハムまたはベーコンを炒めます。
(2) フィデオスを茹でずに乾燥したまま加え、中火で炒めます。
(3) 香ばしく色づいてきたらEbi-aun・水を加え、煮立ったらアクをすくいます。
(4) 蓋はしないで中火で7分ほど。汁気がほどんとなくなったら出来上がり。
(5) ミニトマトやハーブなど、お好みのトッピングを。写真では、蒸し鶏・アリオリ・ローズマリー・ピンクペッパーを飾りました。

 

レストランで食べる物と思っていたあの料理も、ちょっと物足りなさを感じていたいつもの料理も、「Ebi-aun(エビ‐アン)」を使いこなせば驚きの完成度に。料理の腕もバリエーションもグッと広がる楽しさを是非ご堪能ください。

 

なお、3月31日~4月1日に代々木公園で開催される「パエリア・タパス祭り2018」に、キュレーター加瀬まなみが「めぐすた」ブースを出店します。記事内にレシピ掲載した「えびだしパスタパエリア(フィデワ)」を実演販売。更に「Ebi-aun(エビ‐アン)」も個数限定で販売します。会場内ではパエリアや各種タパス、スペインワイン、ビールなどの屋台も出店。ちょうど桜が満開になる予報も出ています。ワインとタパスでお花見なんていかがですか?

◆パエリア・タパス祭り2018◆
【日程】2018年3月31日(土)、4月1日(日)
【時間】31日:11時~20時 / 1日:10時~20時
【場所】代々木公園イベント広場
    JR「原宿駅」徒歩7分
    東京メトロ「代々木公園駅」「明治神宮前駅」徒歩7分
    小田急線「代々木八幡駅」徒歩6分
【主催】日本パエリア協会 / パエリア・タパス祭り実行委員会
【後援】スペイン大使館 / スペイン政府観光局
※入場無料、雨天決行・荒天中止

※掲載情報は 2018/03/28 時点のものとなります。

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キュレーター情報

加瀬まなみ

スペイン料理研究家

加瀬まなみ

埼玉県熊谷市出身、料理研究家。得意分野はスペイン料理の簡単手軽なアレンジレシピと、ワインにあわせたマリアージュ提案。
TV・イベント出演、撮影監修、レシピ開発、商品コンサルの他、オールアバウト『スペイングルメ』ガイド、家ワインコラム『すっぴんワイン』など執筆活動も行う。
著書『フライパンひとつで作る絶品パエリア』、『5分でできた!』シリーズ全7冊、『2ステップレシピ』ほか。

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