おもてなしの心が詰まったホテルの高級中華フカヒレそばをテイクアウト

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人気メニュー「フカヒレ姿煮入り汁そば」をご自宅で

東京ドームホテルの老舗中国料理、後楽園飯店の人気メニュー「フカヒレ姿煮入り汁そば」の知る人ぞ知るテイクアウトメニュー。自宅で楽しめるホテル高級中国料理を紹介したい。

おもてなしの心が詰まったホテルの高級中華フカヒレそばをテイクアウト

デラックスホテルといえば、富裕層、特別な日、カップルといったワードが浮かぶ。一方、ファミリーユースのデラックスホテルといえばリゾート地や観光地にあるホテルが思い浮かぶが、東京都心のファミリーユースに利用価値の高いホテルの代表格が「東京ドームホテル」である。その名の通り、東京ドームに隣接、遊園地やスパ施設などエンターテインメントとアミューズメントが融合するエリアの高層ホテルである。ホテル内には様々なレストランを擁するが、老舗中国料理として名高いのが「後楽園飯店」だ。ホテルとは別棟の後楽園ホールビル2階に位置し、一般利用客の利便性が高いことはもちろん宿泊客の人気も高い老舗中国料理だ。

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同店で長年愛されている人気メニューに「フカヒレ姿煮入り汁そば」がある。あのミスタージャイアンツ長嶋茂雄氏が現役時代に来店の際、ラーメンにフカヒレを乗せてくれというリクエストで生まれたという伝説のメニューでもある。

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そんなフカヒレ姿煮入り汁そばを、自宅でも手軽に楽しめるように生み出されたテイクアウトメニューがある。地方へ旅をすると、みやげ物屋の店頭にご当地の人気ラーメンが売られている光景をよくみかける。これらの日持ちは良いようだが、こちらのフカヒレ姿煮入り汁そばは【要冷蔵】である。生麺をそのままテイクアウトできるように試行錯誤したという。肝心のフカヒレは真空ビニールでパックされているが、やはりこれも鮮度を重視し要冷蔵。

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高価なメニューだけに自宅で作るのにも少々緊張する。麺の茹で時間は1分20秒がベストのようだ。フカヒレは袋のまま沸騰したお湯で7分。温めたどんぶりに300cc程度の熱湯でラーメンスープを溶く。ラーメンスープはチキンとポークをベースにした濃厚醤油スープである。麺をよく湯切りしてどんぶりに移し、アツアツのフカヒレをのせれば、思わず唾をゴクリのフカヒレ姿煮入り汁そばの完成だ。今回はトッピングとして青梗菜を用意したが、お好みで彩り野菜を用意してみるのも楽しい。香り、食感、味わいはさすが老舗中国料理。そんな人気メニューで自宅のダイニングが一気に華やぐ。

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実は発売された経緯は、50周年を記念して。リピーターのお客様からの「あのフカヒレ姿煮入り汁そばをテイクアウトにしてほしい。」というリクエストをいただき、試行錯誤の結果、贈答用としても価値のある2食入りの人気テイクアウトメニューとなった。自宅で本格中華が気軽に味わえるわけだが、ミスター、リピーターと伝説やおもてなしの心がギッシリ詰まった逸品なのである。

※掲載情報は 2015/01/26 時点のものとなります。

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キュレーター情報

瀧澤信秋

ホテル評論家 旅行作家

瀧澤信秋

ホテル評論家、旅行作家。All About公式ホテルガイド。ホテル情報専門サイトHotelers編集長。日本旅行作家協会会員。日本を代表するホテル評論家として、利用者目線やコストパフォーマンスを重視する取材を徹底。その忌憚なきホテル評論には定評がある。フィールドは、ホテルステイからホテルグルメ、ホテルにまつわる社会問題までと幅広い。テレビやラジオ、雑誌などへの露出も数えきれず、業界専門誌への連載も手がけるなどメディアからの信頼も厚い。また、旅行作家としても旅のエッセイなど多数発表、ファンも多い。2014年は365日毎日異なるホテルへチェックインし続ける365日365ホテルを実践中。「365日365ホテル 上」(マガジンハウス)として上半期のホテル旅の記録をホテルガイドも兼ねて上梓した。著書に「ホテルに騙されるな!プロが教える絶対失敗しない選び方」(光文社新書)などがある。

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