銀座の老舗コラボ!見つけたらラッキーな幻の「ホイップあんぱん」!

銀座の老舗コラボ!見つけたらラッキーな幻の「ホイップあんぱん」!

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原材料を引き立たせる老舗ならではの“こだわり”を追求

銀座の老舗コラボ!見つけたらラッキーな幻の「ホイップあんぱん」!

銀座の老舗同士がコラボした「ホイップあんぱん」がコンビニで購入できるようになった。その老舗は、あんぱんで有名な木村屋總本店さんと最中で有名な空也さんの夢のような逸品。LOWSONとNATURAL LOWSONのみでの限定販売だ。製造数が少量ということもあり、一時期毎日LOWSONで探していた。しかし、2カ月に一度しか見かけることがなく、見つけたら迷うことなく購入しているものがある。今回はそんな幻の「ホイップあんぱん」をご紹介したい。

 

木村屋總本店さんにお聴きしたところ、製造量が少ないとのこと。1つずつ手作りで餡とホイップをつめているため、大量生産ができない。これが「幻」である、理由の1つ目だ。実際に食べてみると、端までぎっしり餡が詰まっているものもあり、手作りしていることが伝わってくる。次の写真まで餡があると、ちょっとうれしくなってしまう。

銀座の老舗コラボ!見つけたらラッキーな幻の「ホイップあんぱん」!

「幻」の理由、二つ目は、通常の木村屋總本店のあんぱんより、焼き上がりまでに手間がかかること。通常の木村屋總本店のあんぱんとは違い、中種法(なかだねほう)を採用しているのだ。これは、本来の発酵回数を2倍にした製法。そのため、時間もかかるが、焼きあがったパン生地は通常の木村屋總本店さんのあんぱんよりしっとりと柔らかく、ホイップとの相性を考えて焼き方に工夫を凝らしている。そのため、口の中で程よくホイップと生地の柔らかさが広がり、その中に濃厚な餡の甘さが広がる。

 

次の写真のように中を開けると、ホイップが片方に寄っていることが分かる。「あんぱん」として、「ホイップあんぱん」として2回味わえるのもうれしい。

銀座の老舗コラボ!見つけたらラッキーな幻の「ホイップあんぱん」!

餡は空也さんが監修し、羊蹄山山麓産きたろまん小豆を使用することで糖度にこだわり。銀座の空也さんと言えば、なかなか手に入らない最中が有名。お友達のお父様が大の最中好きとのことで、私のお友達は朝から並んで、この最中を手土産にしたという。私もその際に、空也さんの最中をいただいた。とても美味しかったため、いつか「IPPIN」でご紹介しようと思っているうちに一年が経ってしまった。まさか、その空也さん監修の餡が「ホイップあんぱん」になり、コンビニで販売されるとは。空也最中ファンとしては、コンビニで我が目を疑って、パッケージを何度も読み返したほどだ。

銀座の老舗コラボ!見つけたらラッキーな幻の「ホイップあんぱん」!

一般的に、コンビニのパンは約2か月で入れ替わってしまうと言われている。ところがこの「ホイップあんぱん」は販売して約5カ月継続しており、今後も販売継続を予定。つまり、それだけ人気があり、即完売するということなのだ。実際に、LOWSONの方に聞いてみたところ「棚に置くとすぐになくなるため、見つけたら早めに買ってくださいね。」とのお話だった。

 

いつ販売終了になるか、未定とのことなので、見つけると大人買い。老舗のコラボ商品が、銀座に行かなくてもたべられるなんて。これが本当の「幻」だ。滅多に見かけることはないが、一番多く置いてあった日でも、2個だけだった。もちろん、2個とも即レジへ。

銀座の老舗コラボ!見つけたらラッキーな幻の「ホイップあんぱん」!
銀座の老舗コラボ!見つけたらラッキーな幻の「ホイップあんぱん」!

木村總本店さんも、空也さんも明治初期からの老舗。両方とも銀座にお店がある。それがこんなに身近で味わえるのは、なかなかない機会だろう。

 

空也さんも最中も、木村總本店さんのあんぱんも、どちらも好きな私としては、夢の共演と言っても過言ではない。しかし、ほとんど見かけることがないので、是非、LOWSONに行ったら、パンコーナーに立ち寄って見てほしい。

 

もし、見つけたら、とてもラッキーであることは、私が保証する。

何しろ、販売開始から、約5カ月が経つのに、まだ2回しか見つけられていないのだから。

 

是非、老舗のコラボ商品「ホイップあんぱん」、一度お試しあれ。

※掲載情報は 2018/09/19 時点のものとなります。

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キュレーター情報

高橋香葉

発酵料理研究家/観光連盟アドバイザー

高橋香葉

「日本人の体を健康できれいにするには、日本伝統文化の発酵食が一番良い」として発酵料理の研究に取り組む。テレビ、雑誌、書籍などを通じて、発酵食品の良さを伝える普及活動を行っている。
日本で初めて、米麹と醤油をあわせた新調味料「しょうゆ麹(醤油麹)」の作り方とレシピを公開し、発酵業界に新しい風を入れた。その活動は、フードアクションニッポンアワード販促部門を受賞。その後、読売新聞にて「オンリーワン」として掲載された。
現在は、日本全国を回り、全国の発酵食品だけでなく温泉巡りをし、日本の伝統文化を勉強している。
自治体の観光連盟アドバイザー、特産品開発審査委員などを歴任。市場調査から、販売戦略、プロモーションなどのマーケティング講師も行っている。フードアナリスト協会「食のなでしこ2016」。

主要著書:
◎「しょうゆ麹と塩麹で作る毎日の食卓」(宝島社)
◎リンネル特別編集「しょうゆ麹で作る毎日のごちそう」(宝島社)
◎「知識ゼロからの塩麹・しょうゆ麹入門」(幻冬舎)
◎おとなのねこまんま555(アース・スターブックス)等

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