御用邸の町「葉山」から"しとやか"な味わいの「生どらやき」

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ドヤ顔の老舗の菓子とは異なる「しとや菓子」

三浦半島は葉山御用邸で知られる「葉山町」にある「和がし 葉な」。欅(ケヤキ)、楢(ナラ)、栗、桜、杉、檜(ヒノキ)など国産の無垢材をした家具製品などを手づくりしている「葉山 工房杢 」に併設されている「杢のはな」に工房を構え、知る人ぞ知る和菓子店である。どら焼き、羊羹、わらび餅といった素朴な甘味を女性菓子職人が日がなつくりだす。なかでも、「生どらやき」が人気。地元の人はもちろん、遠方からも評判を聞きつけ、訪れる人が多い。

御用邸の町「葉山」から"しとやか"な味わいの「生どらやき」

優しい甘さというと聞こえがいいものだが、得てしてボケた味わいを指すことが多い。が、この「生どらやき」はさにあらず。生地はしっとりと、しかし香ばしくほどけるような口どけ。餡は小倉ではなく小豆の混ぜ合わせた生クリーム。餡子党のスイーツ番長としては、この手の生クリームどら焼きに美味さを覚えたためしは少ないが、これは別物! 生クリームの脂肪分が小豆の旨味を包み、繊細な口どけの生地との一体感が素晴らしい。一般的などら焼きよりは一回り小さめでこの"しとやか"な味わいに、一つ、二つと続けて平らげてしまほど(笑)。

御用邸の町「葉山」から"しとやか"な味わいの「生どらやき」

3個、6個と詰め合わせた箱姿も、味わい同様に華美ではない。差し入れや手土産に、仰々しくも有り難げな菓子は「どや顔」で、さもありなん。こんな「しとや菓子」が俺は好きだ。

御用邸の町「葉山」から"しとやか"な味わいの「生どらやき」

※掲載情報は 2015/11/30 時点のものとなります。

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スイーツ番長

グルメプロデューサー、グルメブロガー

スイーツ番長

強面のルックスとスイーツのギャップ、そのライフスタイル、そして見識の深さ、個性的な文体と美しい写真による独自のスイーツ評が耳目を集め、テレビ、ラジオ、新聞雑誌、WEBコンテンツ、ソーシャルメディアなどでも活躍するほか、スイーツ&グルメなどのプロデュース、催事、イベント等も精力的に展開する傍ら、テレビコマーシャルなどにも出演。世界最大級の女子会と呼ばれる日本女子博覧会グルメ&スイーツプロデューサーに就任し博覧会イベントなどを積極的に展開している。
著書に「男のパフェ」(日本出版社)、「スイーツ番長の至高の10大スイーツ」(東京書籍)、「手みやげスイーツ100選」(東京地図出版)。TSUTAYA.com eBOOKs「ガチで美味しいパンケーキBest34 首都圏版」では自ら電子書籍の編集人も負う。
フードキュレーター協会代表、2014年にグルメブログのインフルエンサーユニット「たべあるキング」を旗揚げし主宰を務める。

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