タイ×ローカルJAPAN!青森発のグリーンカレーペースト

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タイ料理が秘める可能性、過去から未来へ!

日本においてタイ料理の大きなブームは過去何度か起きています。 私が現場で働いていた20年ほど前は新大久保の屋台村ができたり、チェーン店が増え始めたりと、第二次タイ料理ブームの真っ只中でした。 ここ数年はパクチーですね。独特のクセのある風味も含めてインパクト十分ですが、デトックス食材(※)としての効能も美容に感心の高い女性を中心に注目され、マニアだけではない新たな盛り上がりが出来つつあると感じます。 その中でも経堂の人気店・パクチーハウスは、パクチーの世界をグーッと掘り下げた先駆者的な存在として、熱狂的なファンが多く全国的に認知されていますね。 しかし、和食やフレンチ、イタリアンなどに比べると、まだまだタイ料理の持つ本来の魅力がうまく伝わっていないし、いざ地方に向かうとお店自体も少ない状況。タイ料理食べたことがない人も本当に多い。局地的なブームなんです。 専門の食材が揃わないと作れないんじゃないか? 作り方がわからない、辛くて食べられない、など、潜在的な見えないハードルがいくつもあり、ここをヒョイ!と飛び越えて行くような、キャッチーでわかりやすい選択肢の提案が必要だなと。 そういう意味で、求めていたところにズバッとはまったのが弘前市の弦やさんが手がける、青森県弘前産のグリーンカレーペーストなんです。

地産地消のタイ料理を体感できるコンセプト商品

タイ×ローカルJAPAN!青森発のグリーンカレーペースト

産地取材で出会った、津軽に400年以上前から伝わる幻の唐辛子「清水森ナンバ」(学名:弘前在来とうがらし)。津軽藩の初代藩主・津軽為信公が京都から持ち帰って広めたものと伝えられ、弘前市の清水森地区はかつては国産唐辛子の一大産地でしたが、昭和40年代頃から安価な輸入唐辛子が全国に流通するようになり、絶滅寸前まで生産量が激減しました。この、地域が誇る伝統野菜を守り育てていこうと、近年では種子の厳密な管理や育成を地域ぐるみで行い、ブランド化が進められています。 この400年以上の歴史とストーリーをもった唐辛子、刺すような刺激のタイ産のプリッキーヌーとは違い、国産らしい穏やかでじんわりした辛さが特徴。乾燥物ではなくフレッシュな清水森ナンバを100%使い、津軽産の自家栽培レモングラスなどを合わせ、じつに日本らしい味わいを持つオンリーワンの商品として、日本とタイのコラボレーションが見事に実現しています。

タイ×ローカルJAPAN!青森発のグリーンカレーペースト

日本人の味覚に合う“いい塩梅の辛さ”でありつつも、味はしっかりと専門店シェフ監修の本格派。 このペースト1本に、ココナッツミルクが1缶あれば、あとは冷蔵庫にある食材で簡単にオリジナルの“地産地消のグリーンカレー”が作れるという訳です。

カレーだけではもったいない、チョイ足しの便利な使い方!

タイ×ローカルJAPAN!青森発のグリーンカレーペースト

弦やさんで食事をすると、お通しで出てくるマッシュポテト。 ここにもこのペーストが使われており、“青森×タイ”を結びつける絶妙なアクセントになっています。タイ料理店なのに敢えてマッシュポテト、いいですね! お皿に添えられたタイ料理の必須調味料・スイートチリソースも実は清水森ナンバをつかったオリジナル商品。 スパゲッティキョウワーン(グリーンカレーパスタ)のソースへしたり、チャーハンの調味料としても本当にオススメ。 年末年始のホームパーティーや、鍋の調味料としても一つあると何かと便利な一品です。 弦やさん、メニューが本当に“青森県×タイ”で徹底されていて、かなり感動です。 未来の姿として描いていた地産地消コンセプトのタイ料理が、しっかりと地元の旬を取り込んで一つのお皿にまとまっています。近くにあったら通いたいお店なので、ぜひ現地で体験してみてはいかがでしょうか。地方の魅力、すごいです! (※「パクチーのデトックスパワーがすごい! 苦手な人でも食べたくなる話」  引用元:http://www.mylohas.net/2013/04/028617post_1697.html)

紹介しているお店
津軽エスニック・弦や

※掲載情報は 2014/12/19 時点のものとなります。

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キュレーター情報

西田誠治

ヤムヤムソウルスープキッチン代表理事

西田誠治

特定非営利活動法人Yum! Yam! SOUL SOUP KITCHEN 代表理事、6次産業化プランナー。日本初のコンセプト「日本列島47都道府県 meets タイ王国77県」をテーマに、全国各地のローカルの魅力をタイ料理をフィルターにして新たに引き出し、各地の食や観光、人の魅力をわかりやすく世界へ発信。インバウンド&アウトバウンドの活性化を47都道府県に提供している。現在までに15県、6市町村をテーマにした地域交流のためのタイ料理イベントをタイレストランや料理人と連携して開催。産地交流のための独自の場作りを通じて、日本とタイの食の魅力を幅広い世代、地域へ積極的に伝えている。タイ国政府商務参事官事務所、タイ国政府観光庁後援事業、内閣府地域社会雇用創造事業(平成23年度)認定事業。

現地取材を通じて産地との交流を作りながら、デザイナー、プロデューサーとして全国の一次産業支援も積極的に手掛けている。食用いぐさ「ゆいのくさ」のブランディングと海外展開支援(熊本県)、雹害りんご農家の支援を「雹kissりんご」プロジェクト(青森県)として立ち上げるなど、産地支援活動を全国各地で手がけている。

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