奄美大島でおじぃとおばぁが仲良く手作り。『てしま』の「黒糖BANANA」

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いろんな砂糖の中でも黒糖のコクは特に美味

奄美大島でおじぃとおばぁが仲良く手作り。『てしま』の「黒糖BANANA」

日常生活に欠かせない甘味料を代表的するものに、砂糖があります。起源はとても古くて、通説によれば紀元前400年ごろにインド遠征中のアレクサンダー大王が「ミツバチの力を借りずとも蜜が入手できる草木がある!」とサトウキビを発見したのが元祖とか(もっと前にニューギニアで発見されたという説も)。それが西暦500年ごろに中国で煮詰めたサトウキビを乾燥させて砂糖にするという手法が編み出され、全世界に広まったそう。そんな砂糖も、今や様々な種類がありますね。上白糖、グラニュー糖、三温糖、きび砂糖……。
先日、鹿児島の奄美大島に行きました。そうです、こちらは黒糖(黒砂糖)の本場。黒糖とはもともと中国から沖縄に伝来したもので、サトウキビの搾り汁を加熱・蒸発させて凝縮させ、冷やし固めたもの。奄美大島でも、混じり気の無いピュアな黒糖が生産され、特産品になっています。

分厚いバナナの食感と、コク豊かな黒糖がコラボレーション

奄美大島でおじぃとおばぁが仲良く手作り。『てしま』の「黒糖BANANA」

その黒糖とバナナを用いて作成されたのが「おじぃとおばぁが仲良く手作り」と書かれた『てしま』の「黒糖BANANA」です。『てしま』は奄美市の笠利町にあり、まさに手作りで「黒糖ピーナッツ」「黒糖ふーまめ」といったお菓子を作っています。特に「黒糖BANANA」は大評判。厚めに切られたバナナチップを黒糖でコーティングした商品で、けっこうしっかりとした食感と、バナナ特有の甘ウマな果物の風味、そこに男性的というかどっしりとしたコクが楽しめる黒糖が。上白糖よりも朴訥な旨みがヤミツキになります。チョコレートなどに比べ、バナナがベースな分だけ、甘さだけじゃないザクっとした食感なども楽しめるため、スナック菓子的な要素も。奄美大島を感じるなら、黒糖焼酎と合わせるのが最高かも。

※掲載情報は 2018/04/27 時点のものとなります。

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キュレーター情報

はんつ遠藤

フードジャーナリスト

はんつ遠藤

東京在住。早稲田大学教育学部卒業。海外旅行雑誌のライターを経て、テレビや雑誌、書籍などでの飲食店紹介や、飲食店プロデュースなどを行うフードジャーナリストに。ライターとして執筆、カメラマンとして撮影の両方をひとりでこなし、取材軒数は8000軒を超える。全国のご当地グルメの知識と経験を活かし、ナムコのフードテーマパーク事業にも協力し、現在、東京・大手町のご当地やきとりテイスティングパーク「全や連総本店 東京」の名誉館長も務める。『日経トレンディ』にてトレンドリーダーにも選出。「週刊大衆」「JAL(Web)」などに連載中。また近年は料理研究家としてTVラジオ雑誌などで創作レシピを紹介している。著書は『はんつ遠藤のうどんマップ東京・神奈川・埼玉・千葉』(幹書房)、『おうちラーメンかんたんレシピ30』『おうち丼ぶりかんたんレシピ30』『全国ご当地やきとり紀行』など25冊。

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