特に和食にぴったり。新潟県小千谷市かぐら南蛮で作った「みどりのラー油」

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地元、小千谷の野菜、かぐら南蛮を使用するこだわり

特に和食にぴったり。新潟県小千谷市かぐら南蛮で作った「みどりのラー油」

古くは一味唐辛子や七味唐辛子、近年でもタバスコと、唐辛子系の辛味調味料は人気です。そして最近は様々な商品が開発されてしのぎを削り、それぞれにファンを獲得しています。

 

製造サイドに伺った事があるのですが、「単に辛くするだけなら簡単」なんだそう。商品として成立して、売れるためには辛さとコク、香りなど複合的要素が重要なんだとか。あと、決め手は「差別化」。それらに目をつけて開発されたのが「みどりのラー油」。

 

大正10年創業の「わたや」(新潟県小千谷市)から発売されています。「わたや」は、海藻の“ふのり”を練りこんだ「へぎそば」で有名なおそばやさんなのですが、そばの他にも各種料理も提供しているのですね。その流れもあって、地元の食材を使って商品を作ろうと思い立ったというわけ。ちょうど小千谷市には「かぐら南蛮」という唐辛子があるのです。これは、冬場には雪が4mも積もるといわれる当地周辺でしか栽培されない、形状がピーマンみたいな珍しい唐辛子で、爽やかな辛さが特徴。それが原料のラー油なので、とても奥深い緑色をした商品に仕上がっています。

優しい辛さが、和の料理にぴったり

特に和食にぴったり。新潟県小千谷市かぐら南蛮で作った「みどりのラー油」

僕は辛い料理も好きなのですが、激辛タイプはちょっと苦手。でもこの「みどりのラー油」は、後から優しく辛さが伝わるというような感じで、素敵です。なによりも、香りがいい!開けた瞬間にふわっとただよう、優しい辛味系の香りは、上質感すら感じます。あとは緑色というのもポイント高し。中華系でしたら通常のラー油が合いますが、和の料理に辛味を合わせたい時などには最高に効果を発揮すること間違いなしです。

紹介しているお店
わたや

※掲載情報は 2016/08/19 時点のものとなります。

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キュレーター情報

はんつ遠藤

フードジャーナリスト

はんつ遠藤

東京在住。早稲田大学教育学部卒業。海外旅行雑誌のライターを経て、テレビや雑誌、書籍などでの飲食店紹介や、飲食店プロデュースなどを行うフードジャーナリストに。ライターとして執筆、カメラマンとして撮影の両方をひとりでこなし、取材軒数は8000軒を超える。全国のご当地グルメの知識と経験を活かし、ナムコのフードテーマパーク事業にも協力し、現在、東京・大手町のご当地やきとりテイスティングパーク「全や連総本店 東京」の名誉館長も務める。『日経トレンディ』にてトレンドリーダーにも選出。「週刊大衆」「JAL(Web)」などに連載中。また近年は料理研究家としてTVラジオ雑誌などで創作レシピを紹介している。著書は『はんつ遠藤のうどんマップ東京・神奈川・埼玉・千葉』(幹書房)、『おうちラーメンかんたんレシピ30』『おうち丼ぶりかんたんレシピ30』『全国ご当地やきとり紀行』など25冊。

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