鮮度抜群!島根は大田の「一日漁」で獲れた魚の干物が凄い!

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島根県の「一日漁」で水揚げされたお魚の干物

鮮度抜群!島根は大田の「一日漁」で獲れた魚の干物が凄い!

島根県のちょうど真ん中に位置する大田市。前号に続きご紹介させていただくのは水産大国日本でも珍しい「一日漁」を行う大田市漁港に水揚げされたお魚の干物です。

 

まずその一日漁とは何か?

 

「世界遺産「石見銀山遺跡」のある大田市は、島根県の中央に位置し、日本海と三瓶山に囲まれた自然豊かなエリアだ。 市内の和江・久手漁港では古くから沿岸漁業が盛んで、県内の約85%の小型底びき網船が在籍。 港から80km 県内の日本海で操業し、カレイ、白いか(剣先イカ)、ノドグロ、甘鯛、ニギス(沖ギス)、ハタハタなどの多彩な漁獲物を、 『一日漁』という形態で港に届けている。早朝に港を出て、近海で捕れた魚をその日のうちに水揚げする。 この『一日漁』は、かつては全国各地の漁港で行われていたが、今では東北地方の一部とここ大田市だけに残る希少な漁の形態だ。 冷凍設備を備えた大型船で数日操業するのに比べると効率は良くないかもしれないが、 地元の漁師達は、益田・大社・日御碕沖合といった近隣の魚介類のおいしさを、より新鮮なうちに消費者に届けたいと願っている。 一日漁には、海の男たちの誇りが詰まっているのだ。(中略)魚の鮮度は目元に現れるから、内外から集まった仲買人たちも「やっぱり、目の色がちがうねぇ」と、買い付けに一層力が入る。」(岡富商店のHPより引用)

 

要は魚が取れてから消費者に届くまで1日から2日早く鮮度がいいということですね。地元の加工会社である岡富商店さんで試食させていただいたハタハタの干物はそれはもうふわふわしていくらでも食べたい!と思わせる位「違い」がわかるもの。びっくりです。

 

テニスの世界的プレーヤーである錦織圭さんも大好きな「のどぐろ」は小さいサイズながらぷりぷりと太っており、脂の乗りも抜群。獲れたてを瞬間冷凍して保存されるので美味しさもひとしおです。

鮮度抜群!島根は大田の「一日漁」で獲れた魚の干物が凄い!

岡富商店の岡本社長はこう話しています。「効率の悪い一日漁ですが、値段が高くても魚の鮮度を求める消費者の方は確実に増えています。小さな漁港ですが伝統を守り、より良い商品を全国の皆様にお届けしたいと思っています。」男気を感じる力強い言葉に、商品には絶対的な自信をもっていることがわかります。

鮮度抜群!島根は大田の「一日漁」で獲れた魚の干物が凄い!

まずはお手ごろな「島根県沖ひもの大黒セット」を。一日漁ののどぐろ・かれい・朝獲れのあじ(大田沖~浜田沖の脂の乗ったあじです)3品詰合せです。


http://okatomi.dw.shopserve.jp/SHOP/hs-04b.htm

鮮度抜群!島根は大田の「一日漁」で獲れた魚の干物が凄い!

干物はフライパンでもオーブンでも火を入れることで簡単に楽しめます。マイナーな大田漁港のホンモノをぜひお試しを!

 

Facebookでも旬の情報がアップされています。
https://www.facebook.com/okatomi.shouten

 

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岡富商店

※掲載情報は 2015/08/02 時点のものとなります。

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キュレーター情報

嶋啓祐

フードビジネスデザイナー

嶋啓祐

全国の農村漁村をくまなく巡り、そこで使うホンモノの素材を探すことをライフワークにしています。ホンモノはいつも隠れています。全国の肥沃な土地で、頑固で不器用な生産者が作る「オーガニックな作品」を見つけて、料理人が少し手を加える。それが「ホンモノの料理」になります。毎月地方に足を運び、民泊に泊まり、地元の方々とのコミュニケーションを作るのが楽しみです。自然豊かな日本全体が食の宝庫です。自然、風土、生産者、素材、そして流通と料理人とその先にいる顧客。食に関わるすべての方が幸せになるような「デザイン」を仕事にしています。1963年に北海道は砂川(日本一になった美味しいお米ゆめぴりかの産地)で生まれ、18歳上京。大好物はイクラ、クレソン、納豆、ハーブ、苦手なのは天津丼などあんかけ系、豚足、焼酎。趣味は全国の神社巡りとご朱印集め。2018年より自宅料理コミュニティ「ビストロ嶋旅館」を主宰。

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