予約困難で有名な日本料理店「くろぎ」の新店舗、くろぎ茶々の和菓子「常葉・白練」

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4月20日にオープンしたばかりのGINZA SIXに行って参りました。TVや生徒さんからの前情報を集め、やはり気になるB2のフーズフロアへ。

 

お目当は「くろぎ茶々」のスイーツ。湯島にあった「くろぎ」さんは何度かお邪魔させていただいたことがありますが、東大にある「厨 菓子くろぎ」には伺ったことはなく、「くろぎスイーツ」は初めて。

 

他の行列のお店を横目に、エスカレーターから一目散にお店へ向かうと、こちらにも行列が!


恐る恐る案内の店員さんに伺うと、「最後の一つです。」「わあ、なんてラッキー‼ これは戴くしかない!」と迷う暇もなく列の最後尾に並んでおりました。

 

今回私がゲットできたのは「常葉(ときば)・白練」というお菓子です。

予約困難で有名な日本料理店「くろぎ」の新店舗、くろぎ茶々の和菓子「常葉・白練」

高級感のある木箱には帯締めのような紐がかけられ、それを紐解くと中からは笹の葉に包まれた抹茶の葛羹が。緊張しながら取り出すとクリームチーズと二層になった凛とした美しいスイーツが現れました。

予約困難で有名な日本料理店「くろぎ」の新店舗、くろぎ茶々の和菓子「常葉・白練」

風味豊かな抹茶をふんだんに使用し充分に練り上げられた葛羹と、国産クリームチーズの酸味とコクがベストマッチ!!


テクスチャーはどちらかと言えばしっかり目で、切り分けるのにも困らないギリギリの硬さですが、モッチリした感触と後味の良い甘みはやはり厳選された材料を使っているからでしょう。上にうぐいすきな粉や黒蜜をかけても違った味わいが楽しめそうです。

 

「日本人の文化であるお茶に重きをおき、京都が受け継ぐ宇治茶を輪の中心に職人の手仕事が加わったお料理やお菓子と人をつなぎ、改めてお茶のおいしさを感じて頂きたい」(くろぎ茶々ホームページより)
というお店のコンセプトを直球で表すようなお菓子。「くろぎ茶々」の新しい定番となることでしょう。

予約困難で有名な日本料理店「くろぎ」の新店舗、くろぎ茶々の和菓子「常葉・白練」

檜などの木をふんだんに使ったお店は、玉砂利に木々も植えられ、憩いを感じるゆとりある造り。湯島から大門の新店舗移転に伴い無くなった「鯛茶漬け」もこちらで戴けるそうで、是非次回はトライしてみたいです。

 

本家「くろぎ」で大切にしているおもてなしを、最先端を行くGINZA SIXで体験できるなんて贅沢ですね。そこはかとなく漂う木箱や笹の葉の香りと雰囲気にほっと心が和むスイーツ。お土産やプレゼントにも喜ばれること間違いなしです。


季節の移ろいに合わせたスイーツ。これからの展開も楽しみで目が離せませんね。

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くろぎ茶々

※掲載情報は 2017/05/14 時点のものとなります。

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キュレーター情報

磯部作喜子

料理研究家・テーブルコーディネーター

磯部作喜子

英語教師を経て食の世界へ。「ル・コルドン・ブルー」にてパン・洋菓子ディプロム取得。今田美奈子製菓コース師範・テーブルセッティングディプロマ取得。花・芸術文化協会テーブルコーディネートディプロマ取得。同認定校。世田谷のブーランジェリー「シニフィアン・シニフィエ」で研修。志賀勝栄氏にパン作りを学ぶ。現在は東京と名古屋で料理・パン・テーブルコーディネートの教室「ル・サロン・ブラン」を主宰。毎月100席以上の講座をこなし、現在までのべ9000人の生徒におもてなしの極意を伝えてきた。「おもてなしの心は食卓を飾るすべてに宿る」というコンセプトのもと、料理・パン・コーディネートなど食に関する内容をトータルに楽しく学べるサロンを目指す。予約待ちの教室をかかえる一方で、各企業とのコラボレート、料理教室や食卓芸術の外部講師としても活躍中。女性誌やライフスタイル誌を始めメディア取材も多い。著書「ル・サロン・ブランの本格パン」(主婦と生活社)「Le Salon Blanc ランチタイムのおもてなし」(ハースト婦人画報社)アメブロ:http://s.ameblo.jp/salon-blanc/

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