初夏の暑さを感じながら食べる「南青山 まめ」の白玉ぜんざい

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美味しい「ぜんざい」の秘密は、小豆の煮込み具合

初夏の暑さを感じながら食べる「南青山 まめ」の白玉ぜんざい

そろそろ暑い夏が、またやってきます。そうかと言って、かき氷を食べるには、まだ早過ぎます。今の時期にちょうど良いお菓子をうちのショップの近所で見つけました。青山通りからチョッと入ったところに、「南青山 まめ」という和菓子さんがあります。青山界隈の人からすれば、「大福と言えば、まめ」というぐらいに地元では有名なお店です。先日、仕事をこっそり抜け出し、夏の季節商品の「マンゴーあん」を買いに近所の「まめ」に行きました。あいにく「マンゴーあん」は、翌週からの発売予定で、まだ発売されていませんでした。

 

しかし、同じく夏の季節商品の美味しそうな「白玉ぜんざい」を見つけました。

聞くところによると、「白玉ぜんざい」は発売開始の初日だと言うのです。気分は完全に「マンゴーあん」でしたが、「白玉ぜんざい」を見てからは、すっかりと「白玉ぜんざい」の気分に早変わりしてしまいました。「白玉」って、あんなにシンプルな食べ物なのに、こうもテンションが高くなるので不思議な食べ物です。子供の頃に、母親が食べていた「白玉あんみつ」の「白玉」をもらい、初めて食べた時に「大人は、こんなものを食べているか?」とあまりに衝撃的な食感だったのを今でも覚えています。

初夏の暑さを感じながら食べる「南青山 まめ」の白玉ぜんざい

「まめ」の「白玉ぜんざい」を家に買って帰ると、早速、子供達が喜んで仲良く二人で食べ始めました。ふと目を横にやると、一瞬で子供達の姿はなく、ほぼ「白玉」ばかり食べて、「ぜんざい」がたっぷり入った容器がテーブルの上に二つ残されていました。この「ぜんざい」が美味しいのですが、子供には「ぜんざい」の美味しさは、まだ早過ぎたのかもしれません。いずれにしても、残された「ぜんざい」を僕がもらうことになり逆に得した気分です。「まめ」の「ぜんざい」は、小豆の煮込み具合が、絶品なのです。小豆が煮崩れしていなく、豆本来の味を噛み締めることが出来ます。口の中でしだいに崩れて行く食感が、たまりません。甘さの加減もちょうど良く、スッキリとした控えめな甘さです。いくら食べても、飽きのこない味です。モチッとした「白玉」と小豆のホクホクとした「ぜんざい」、リズムの違う食感が、口の中で上手に絡み合います。

 

初夏の暑さを感じなら「白玉ぜんざい」を食べるなんて、なんとも幸せなひと時です。この「白玉ぜんざい」は、夏限定の商品らしいので、ぜひこの時期に手土産に「白玉ぜんざい」を持って行くときっと喜ばれます。そろそろ、次の夏の季節商品の「マンゴーあん」も出る頃なので、またこっそり仕事を抜け出して「まめ」に行こうと考えています。

※掲載情報は 2015/06/03 時点のものとなります。

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キュレーター情報

荒岡俊行

荒岡眼鏡の三代目 眼鏡店ブリンク店主

荒岡俊行

1971年生まれ。東京・御徒町出身。1940年から続く「荒岡眼鏡」の三代目。
父方も母方も代々眼鏡屋という奇遇な環境に生まれ育ち、自身も眼鏡の道へ。

ニューヨークでの修業を経て、2001年に外苑前にアイウエアショップ「blinc(ブリンク)」、2008年には表参道に「blinc vase(ブリンク・ベース」をオープンさせる。
「眼鏡の未来を熱くする。」をミッションに掲げ、眼鏡をカルチャーの1つとして多くの方々に親しんでいただけるよう、眼鏡の面白さや楽しさを日々探求しています。

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