完成まで3年!パッション・ドゥ・ローズ渾身の「ケークパッションドゥローズ」

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このケーク、ショコラ系なのに、しっとりしていて繊細な食感。中になんだかピュレ状のものが……。パッションフルーツの味でした。口に含んだ途端、ショコラ味に負けないその酸味が爽やかなこと。夏でもショコラ風味が楽しめる一品です。

 

作ったのは、白金高輪の駅から1分のパティスリー「パッション・ドゥ・ローズ」の田中貴士シェフ。

完成まで3年!パッション・ドゥ・ローズ渾身の「ケークパッションドゥローズ」

「お店のオリジナルケークを作りたくて、3年くらいずっと考えて試作してきた自慢のケークです!」とシェフ。しっとりした食感の秘密は、砂糖の種類にありました。グラニュー糖ではなく、上白糖を使っているから。上白糖には、ビスコという転化糖が添加されているから、しっとりと仕上がり、焼き上がりにもシロップを打つ必要もありません。

 

そしてインパクトのあるパッションフルーツの風味の正体は、というと、なんとパッションフルーツのパート・ド・フリュイをそのまま詰めたそう。今年4月にお店を移転し、イートインも併設。これからの季節は、パフェやアイスケーキもおすすめです!

完成まで3年!パッション・ドゥ・ローズ渾身の「ケークパッションドゥローズ」

※掲載情報は 2017/06/06 時点のものとなります。

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キュレーター情報

大森由紀子

フランス菓子・料理研究家

大森由紀子

学習院大学文学部仏文科卒。パリ国立銀行東京支店勤務後、パリのル・コルドン・ブルーで、料理とお菓子を学ぶ。パリ滞在中、ツール・ダルジャン、アンブロワジー、アルページ、フォション、ホテル・ニッコーなどで修業し、ピエール・エルメやジャン・ポール・エヴァンとともに仕事をする。フランスの伝統菓子、地方菓子など、ストーリーのあるお菓子やフランス人が日常で楽しむお惣菜を、メディアを通して紹介している。目黒区祐天寺にてフランス菓子と惣菜教室を主宰。フランスの伝統&地方菓子を伝える「クラブ・ドゥ・ラ・ガレット・デ・ロワ」の理事。「貝印スイーツ甲子園」のコーディネーター、「世界50ベストレストン」の審査員、ル・コルドン・ブルー卒業生代表を務める。毎年、フランスの地方の食を訪ねるツアー、サロン・ド・ショコラツアーを開催。主な著書:「フランス地方のおそうざい」「私のフランス地方菓子」「パリ・スイーツ」「フランス菓子図鑑」など30冊以上。

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