フレッシュ&フルーティーな東欧モルドバ産の無農薬フルーツ・ジャム

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ラズベリー・ジャムがイチオシ

フレッシュ&フルーティーな東欧モルドバ産の無農薬フルーツ・ジャム

モルドバという国をご存知でしょうか。ルーマニア、ウクライナと国境を接する東ヨーロッパに位置し、かつてソ連の一部でもあった日本の九州より少し小さい面積の共和国です。主要な産業は農業。経済的には決して豊かな国ではありませんが、国土のおよそ80%を肥よくな大地に恵まれ、自然豊かで、特にワインの産地として世界的に名を馳せています。世界最古のワイン生産地域のひとつともいわれ、紀元前3000年ころにはすでにワインが造られていた記録が残っているほか、英国王室御用達のワインも造られているほどです。

モルドバのワインはこれまでも日本にも輸入されていて、品質の高さを確かめることができのですが、フレッシュなフルーツ・ジャムのおいしさもまた格別です。モルドバのフルーツ・ジャムは、無農薬で防腐剤などの添加物などを一切使わず、ミネラルたっぷりの甜菜糖で煮つめたものです。

東京の自由が丘に店舗を構える「モルドバ・マーケット」さんでは、ラズベリー、アプリコット、ストロベリーの3種類のモルドバ産ジャムを販売。中でもビタミンCと、唐辛子のカプサイシンに似た構造の分子を持ったラズベリーケトンという成分を豊富に含んだ、上品な甘酸っぱさのラズベリー・ジャムがイチオシです。

モルドバをはじめとするロシアなど周辺国では、ラズベリー・ジャムは冬には風邪の引きはじめに、夏には食欲不振に効能があると考えられ、薬代わりの健康食品として日常的に食べられているとか。「ラズベリー・ジャムを紅茶に入れたりしてたくさん食べると、体がぽかぽかしてきて風邪もよくなるんですよ」と語るのは、モルドバ出身のお店の女性オーナーで「アルビーナ アンジェラ」代表取締役のグラデュン・アンジェラさん。当初は自分が気に入って母国から取り寄せていたものを、日本人の友達に食べてもらったところ評判がよかったので、輸入販売を始めるようになったのだそうです。

2009年のオープンから6年目を迎える「モルドバ・マーケット」では他にも、ワインやはちみつなど自然豊かなモルドバの無農薬、無添加のやさしい味を日本人にも伝えたいと願うアンジェラさん自らが選んだ食品を販売。通販も可能ですが、店頭では一部、試食もできますので、自由が丘に行かれたらぜひ立ち寄ってみてください。

※画像の店舗は、自由が丘の「モルドバ・マーケット」

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アルビーナ アンジェラ

※掲載情報は 2015/03/31 時点のものとなります。

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キュレーター情報

青木ゆり子

各国・郷土料理研究家

青木ゆり子

雑誌「ぴあ」等の記者を経て料理に目覚め、2000年に「世界の料理 総合情報サイト e-food.jp 」を創設。以後、各国の「郷土料理」をテーマに、サイト運営、執筆、レシピ研究および開発、在日大使館・大使公館での料理人、料理講師等などに携わる。

地方色あふれる国内外の郷土料理の魅力を広く伝えるとともに、文化理解と、伝統を守り未来につなげる地域活性化をふまえて活動を行っている。

「世界の料理レシピ・ミュージアム」館長。著書「しらべよう!世界の料理 全7巻」(ポプラ社)、
「日本の洋食~洋食から紐解く日本の歴史と文化」(ミネルヴァ書房)。

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