笑って角なく丸く円満に過ごして頂き、日々繁昌してもらうために作られたせんべい

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創業元治元年(1864年)の老舗が作る粋なせんべい

笑って角なく丸く円満に過ごして頂き、日々繁昌してもらうために作られたせんべい

大阪の落語の定席、「天満天神繁昌亭」が、今年の9月15日、めでたく10周年を迎えた。それを記念して、日本一長いと言われている約3kmの「天神橋筋商店街」を上方落語協会の噺家(はなしか)がお練りをし、六代文枝上方落語協会会長が人力車の上から沿道の方々に「繁昌亭に、いらっしゃ~い」と、愛想を振りまいた。この商店街の真ん中あたりに、創業元治元年(1864年)の薫々堂(くんくんどう)というお菓子やさんがあり、ここのご主人は大の落語好き。

 

上方落語の根多にちなんで「千両みかん」や「ちりとちてん」というまんじゅう等も大人気。そして、繁昌亭の売店で、私、文福が一押しなのが御菓子司 薫々堂の「繁昌亭せんべい」。14枚入りで680円也。味もさることながら、この包装紙が「粋」である。上方落語の演目(根多)のデザインで、私はそこに、自分の千社札をはって、プレゼントに利用している。特に、東京の寄席の時など、江戸の噺家さんに大好評。ご主人いわく、「繁昌亭で笑って角なく丸く円満に過ごしていただき、日々繁昌してもらうように、このせんべいを作ってまっせー」とのことです。

笑って角なく丸く円満に過ごして頂き、日々繁昌してもらうために作られたせんべい

繁昌亭せんべい

御菓子司 薫々堂 大阪府大阪市北区天神橋3丁目2−27

※掲載情報は 2016/10/07 時点のものとなります。

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キュレーター情報

桂文福

「ふるさと寄席 文福一座」座長

桂文福

和歌山県紀の川市出身。1972年五代目桂文枝に入門。現在、上方落語協会理事として天満天神繁昌亭等で活躍。「ふるさと寄席文福一座」の座長として全国を巡業。また、大相撲評論家として新聞・相撲誌等で、おなじみの各地のちゃんこ屋さんや名産品・土産品等に興味がある。
「真の笑いは平等な心から」のテーマで、人権講演も好評。和歌山芸能県人会会長や観光大使としてふるさと紀州をPR。東西約800人の落語会で唯一の河内音頭取りで、相撲甚句とあわせて「エンカイテイナー」の異名あり。
和歌山県文化奨励賞。「日本放送演芸大賞」ホープ賞等受賞。

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