マドンナのたまごみたいなマドレーヌ。

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ほんわかふんわか優しさいっぱい

マドンナのたまごみたいなマドレーヌ。

10歳頃だったでしょうか。はじめて家にオーブンレンジが届いた時、「なんてハイカラな機械なんだ!」って、興味津々で説明書を捲り、「マドレーヌの作り方」にくぎ付けになったことを未だに覚えています。当時、食に興味もなく、一切料理をしなかった私ですが、甘いものを食べるのは大好きで、マドレーヌも一気に4つ位食べるほどの好物だったため、妙に作ってみたくなり、母に手伝ってもらいながら作ることに。今思えば、そのマドレーヌ作りが、初のオーブン料理だったんですよね。

 

説明書に記載されたレシピ通り、小麦粉・バター・卵・レモン汁・砂糖・ベーキングパウダーを買い揃えるところからはじめましたが、焼いているそばから、鼻に何ともいえないバターのいい香りが伝わってきて、まだ食べてないのに、「美味しい」を連呼してました(笑)。それまでは完成したものしか食べたことがなかったので、作り手になると、作る工程から、もっと美味しさが倍増するんだって思わされたんですよね。

 

そして、いざ完成し、できたてホヤホヤを食べると、もう感激の絶頂で、そもそも食べてもらおうと思っていた家族の分まで食べちゃってました(苦笑)。今更ながら、園山家の皆様、全部食べてごめんなさいでした(苦笑)。

 

と、前置きが長くなりましたが、そんなエピソードを思い出させてくれたのが、今回ご紹介している『フラノデリス』の「たまごのマドレーヌ」です。

マドンナのたまごみたいなマドレーヌ。
マドンナのたまごみたいなマドレーヌ。

まず、卵パックのパッケージや、コロンとしたマドレーヌの形に心が和みますが、一口食べれば、さらにほっこり気分に……。シンプルなプレーンタイプもショコラ味も、飾り気なく、素直に優しい美味しさが伝わってきます。でも、メレンゲ生地がマドレーヌ生地にかぶせた感じになっているので、2つの食感が楽しめる上、まるで黄身に白身が重なっているような、まさに卵。

 

しかも、素材は、北海道産の元気卵やフレッシュバター(北海道の新鮮牛乳から作られてます)、富良野産小麦「きたほなみ」・ミネラル豊富な甜菜糖等、厳選に厳選されたものばかり。雄大で広大で壮大な自然美も、温かみ溢れる味わいや、発案者さんの熱い想いと共に伝わってきます。普段、時間に追われてばかりの私にとって、オアシスみたいなお菓子なんですよね。より人生を豊かにしてくれると言いますか……。

 

幼い頃の記憶も呼び起こしてくれた癒しと憩いの想い出マドレーヌを今また食べながら、私が母と作ったように、いつの日か、まだ見ぬ自分の子供とマドレーヌ作りをしたり、家族で「たまごのマドレーヌ」を食べたり、『フラノデリス』訪問がてら、富良野に行けたらいいなぁって、儚い夢を抱いています。

 

『フラノデリス』様、及び「たまごマドレーヌ」様、おかげさまで、明日の糧になるような夢が増えました。これでまた頑張れます。本当にありがとうございます。

マドンナのたまごみたいなマドレーヌ。

※写真のパッケージは、今回紹介しているミックスのものではありません。

※掲載情報は 2015/12/10 時点のものとなります。

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キュレーター情報

園山真希絵

「そのやま」店主・フードクリエイター。

園山真希絵

1978年1月5日生まれ。出雲市出身。高校時代に「食」に目覚め、食べることでキレイになるオリジナル料理の研究を始める。「豆」をベースとした料理のお陰で、2年間でリバウンドなく健康的に27キロのダイエットに成功。 現在、雑誌・テレビ・ラジオにも多数出演。また、自らを救ってくれた 「豆」に対する恩返しも兼ね、食を通じた文化交流や地方の町おこし活動も積極的に行う。さらに、出版・商品開発・食カウンセリング・飲食店『そのやま』経営・各地の親善大使も手掛ける。オフィシャルブログ「こころのごはん手帖-食べる門には福来たる- 」は毎日更新。
※『そのやま』https://www.facebook.com/sonoyama.tokyo
TEL/0363376498

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