岐阜飛騨の清流の町の懐かしい味の地サイダー

岐阜飛騨の清流の町の懐かしい味の地サイダー

記事詳細


紹介している商品


岐阜県で見つけた“懐かしい田舎のサイダー”

岐阜飛騨の清流の町の懐かしい味の地サイダー

すっかり秋めいてきましたが、冷蔵庫にしまってある夏のおみやげがやっぱりおいしいのでご紹介します。8月に郡上八幡をお訪ねして、地元のスーパーで見つけたのが、この「飛騨清見サイダー」。ラベルの色合いと書体が“懐かしい田舎のサイダー”っぽくて、ついジャケ買いしてしまいました。PETではなくガラス瓶なのでおみやげに何本も買うのは難しいのですが、「サイダー」の語感にはやっぱりガラス瓶の質感が合いますね。清見というのは郡上市から30kmほど離れた清流の町。現地にはうかがわなかったのですが、「清流の国ぎふ」のイベントなども行われる「パスカル清見」という道の駅があって、このサイダーもその運営会社が販売しているものです。

炭酸穏やか甘さすっきりで水を生かしたサイダー

岐阜飛騨の清流の町の懐かしい味の地サイダー

グラスに注ぐとシュワーっとたった泡はすぐに落ち着き、汲みたての清水のように透き通ります。飲んでみると微炭酸と思わせる穏やかでスムーズな口当たり。香料の使い方もうるさくなく、自然な飲み物と感じさせます。絶妙なのは甘さ。存在感のある甘さがありながら、くどさのないすっきりした喉ごしです。果糖ブドウ糖と砂糖の配合がうまいのでしょう。清見の水を飲んでいないのであくまで印象ですが、おいしい水を生かした飲み物になっていると感じさせます。全国にご当地サイダーはたくさんあり、それらを見つけるのが私の旅の楽しみの一つになっていますが、こんな風にラベルだけではない味の魅力に出会えたときはとてもトクをしたと感じます。

※掲載情報は 2015/09/20 時点のものとなります。

  • 4
ブックマーク
-
ブックマーク
-
この記事が気に入ったらチェック!
岐阜飛騨の清流の町の懐かしい味の地サイダー
ippin情報をお届けします!
Twitterをフォローする
Instagramをフォローする
Instagram
Instagram

キュレーター情報

齋藤訓之

FoodWatchJapan 編集長

齋藤訓之

北海道函館市生まれ。1988年中央大学文学部卒業。レストランビジネスを志していたはずが、レストランビジネスに役立つ本を作る仕事にのめり込む。柴田書店「月刊食堂」編集者、日経BP社「日経レストラン」記者、日経BPコンサルティングのブランド評価プロジェクト「ブランド・ジャパン」プロジェクト責任者、農業技術通信社「農業経営者」副編集長等を経て、フリーランスのライター・編集者として独立。2010年10月株式会社香雪社を設立し、農業・食品・外食にたずさわるプロ向けの情報サイト「Food Watch Japan」をスタート。著書に「入門 日本の七十二侯と旬の食」(洋泉社)、「食品業界のしくみ」「外食業界のしくみ」(ともにナツメ社)、「農業成功マニュアル―『農家になる!』夢を現実に」(翔泳社)、「創発する営業」(共著、丸善出版)、「創発するマーケティング」(共著、日経BPコンサルティング)など。

次へ

前へ