しっとりと焼き上げたふくさになめらかなこし餡。蜜漬けの桜葉も嬉しい「江戸桜通り」

しっとりと焼き上げたふくさになめらかなこし餡。蜜漬けの桜葉も嬉しい「江戸桜通り」

記事詳細


見かけは桜餅。だけど、生菓子の桜餅とは違う!

しっとりと焼き上げたふくさになめらかなこし餡。蜜漬けの桜葉も嬉しい「江戸桜通り」

先日、上野を歩いていて、美味しそうな和菓子を発見。

 

見かけは桜餅だけれど、生菓子の桜餅ではありません。個包装で日持ちも少しするので、家族の分を買って帰りました。

しっとりと焼き上げたふくさになめらかなこし餡。蜜漬けの桜葉も嬉しい「江戸桜通り」

しっとりと焼き上げたふくさに、なめらかなこし餡をはさみ、蜜漬けの桜葉を巻いているそうです。甘さもちょうどよく飽きのこないお味。

 

桜餅はどなたも召し上がれるこの季節の和菓子ですが、この「江戸桜通り」も、世代やロケーションを限定せず、どなたからも好まれるお菓子だと思いました。

しっとりと焼き上げたふくさになめらかなこし餡。蜜漬けの桜葉も嬉しい「江戸桜通り」

日本橋長兵衛は「江戸の文化を和菓子に」という言葉を掲げ、江戸時代の豊かな文化や歳時記を、和菓子づくりを通して現代へ繋ぎたいと考えられているお店です。中でも、「粋」という江戸の人々の心に根付いた文化を現代風にアレンジし、和菓子と融合させ、洒落を込めて発信しているそうです。

 

「江戸桜通り」はそんなお店のコンセプトにぴったりの和菓子です。

 

かつて、五街道の起点となった日本橋。江戸時代に思いを馳せながら、現代にも受け入れ易いスタイルで、親しみの持てる和菓子。色合い、香り、甘さに桜の柔らかな雰囲気が出ています。

 

季節限定商品とのことですが、是非一度ご賞味下さいませ。

※掲載情報は 2017/04/09 時点のものとなります。

  • 9
ブックマーク
-
ブックマーク
-
この記事が気に入ったらチェック!
しっとりと焼き上げたふくさになめらかなこし餡。蜜漬けの桜葉も嬉しい「江戸桜通り」
ippin情報をお届けします!
Twitterをフォローする
Instagramをフォローする
Instagram
Instagram

キュレーター情報

磯部作喜子

料理研究家・テーブルコーディネーター

磯部作喜子

英語教師を経て食の世界へ。「ル・コルドン・ブルー」にてパン・洋菓子ディプロム取得。今田美奈子製菓コース師範・テーブルセッティングディプロマ取得。花・芸術文化協会テーブルコーディネートディプロマ取得。同認定校。世田谷のブーランジェリー「シニフィアン・シニフィエ」で研修。志賀勝栄氏にパン作りを学ぶ。現在は東京と名古屋で料理・パン・テーブルコーディネートの教室「ル・サロン・ブラン」を主宰。毎月100席以上の講座をこなし、現在までのべ9000人の生徒におもてなしの極意を伝えてきた。「おもてなしの心は食卓を飾るすべてに宿る」というコンセプトのもと、料理・パン・コーディネートなど食に関する内容をトータルに楽しく学べるサロンを目指す。予約待ちの教室をかかえる一方で、各企業とのコラボレート、料理教室や食卓芸術の外部講師としても活躍中。女性誌やライフスタイル誌を始めメディア取材も多い。著書「ル・サロン・ブランの本格パン」(主婦と生活社)「Le Salon Blanc ランチタイムのおもてなし」(ハースト婦人画報社)アメブロ:http://s.ameblo.jp/salon-blanc/

次へ

前へ