ピリッと辛くてごはんがすすむ!新潟県産「まんま漬け」

ピリッと辛くてごはんがすすむ!新潟県産「まんま漬け」

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所用で新潟県を訪れることになった際、行く前からワクワクと楽しみにしていたのが、駅構内にどどんと店を構える「ぽん酒館」でした。新潟県の蔵元のお酒をすべて集めて試飲販売をしているのですが、趣向を凝らした仕掛けなどでお客様を楽しませ続けている有名店です。
当初の目論見通り、新潟県産の素晴らしい日本酒の数々を堪能し、ご機嫌で店内を歩いていたところ、宣伝販売をしている元気なお兄さんたちに勧められて食べて、あまりにおいしかったので即購入してしまったのが、今回ご紹介する「まんま漬け」です。自宅に戻ってからも、新米のシーズンと相まって、あっという間に食べ切ってしまいました。

地元名産品「かぐら南蛮」を活用

ピリッと辛くてごはんがすすむ!新潟県産「まんま漬け」

この「まんま漬け」という名称。食事のことを赤ちゃん言葉で「まんま」というので、そこから来ているのかと思いきや、新潟県では、大人でもごはんのことを「まんま」と呼ぶことから、その名前がつけられたそうです。
「まんま漬け」の中身は、新潟県産の「かぐら南蛮」が入った醤油のもろみ漬けです。
「かぐら南蛮」とは、新潟県の山古志村で栽培される、肉厚で大きく、ごつごつした形の、突き刺さらない辛味が特徴の唐辛子のことで、すごくさわやかな味わいです。ずっと村内の各家庭内で細々と栽培されてきたところ、1998年に発見されて「長岡野菜」として認定を受け、そこから名産物として栽培が進められるようになったそう。外観が神楽面に似ていることからそう呼ばれるようになったとか。
 その神楽南蛮を醤油のもろみに漬けこんでいるので、濃厚なうまみの中にもさわやかな辛味があり、べたっとした甘みもなくさっぱりとしており、その味わいは、まさに「大人のごはんのおとも」。

 

「まんま、いっぺこと食べなせて」

 

というキャッチコピー通り、気が付いたらお茶椀は空に。
まんま漬けを使う時は、美味しくなりすぎるごはんの食べ過ぎに気を付けて。

 

*新潟方言で「ごはん、たくさん食べてね」という意味


住所:新潟県新潟市北区太子堂134番地4
電話:0120-11-3181

※掲載情報は 2017/10/22 時点のものとなります。

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キュレーター情報

青山志穂

ソルトコーディネーター

青山志穂

東京都出身、沖縄県在住。
大手食品メーカー勤務から一転、塩に魅せられて塩の道へ。塩の専門店で社内資格制度の立ち上げなどを行ったのち、2012年に(社)日本ソルトコーディネーター協会を立ち上げて独立。現在は、塩のプロフェッショナルであるソルトコーディネーターの育成のほか、全国を飛び回りながら、塩の基礎知識や使い方などに関する講座や講演、テレビやラジオ、雑誌などへの出演、塩売場のコーディネートなどを行いながら、塩の啓蒙活動に努めている。有名シェフとの塩をテーマにしたコラボレーションイベントや食品メーカーの商品企画も手掛ける。著書に「塩図鑑」(東京書籍)「琉球塩手帖」(ボーダーインク)「日本と世界の塩の図鑑」(あさ出版)など。

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