家族の団らんに必須 飲むと笑顔になれる君野園「とろり茶 宝寿」

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口当たりも良く、飲んだ時に鼻に抜けるような爽やかな香り

家族の団らんに必須 飲むと笑顔になれる君野園「とろり茶 宝寿」

「きみの飲むお茶 きみのえん ぼくの飲むお茶 ぼくのえん オットちがった 君野園(き・み・の・え・ん)」と耳に残りやすいお茶屋さんのテレビ広告が昭和50年代にありました。懐かしいと思う方は、40代以上の方かもしれません。今で言えば「ゆるキャラ」にあたる「茶坊主」が、店名の君野園にひっかけて君と僕を取り違えるというほのぼのとした広告で、今でも幼少の頃に聞いたフレーズが記憶の片隅に残っています。

家族の団らんに必須 飲むと笑顔になれる君野園「とろり茶 宝寿」

創業90余年の茶問屋の君野園は、上野のアメ横のちょうど真ん中あたり、アメ横センタービルの近くに店を構えています。創業は大正7年ですが、戦争で店が焼かれてしまい、アメ横に移ったのが終戦の翌年、昭和21年でした。アメ横の中でも歴史のある名店の一つです。

 

アメ横を散歩されるのであれば、君野園の「抹茶ソフトクリーム」はおすすめです。お店の店構えからすると、ソフトクリームを売っている感じがしませんが、店内に入るとソフトクリームのカウンターがあります。

家族の団らんに必須 飲むと笑顔になれる君野園「とろり茶 宝寿」

店内にはベンチもありますので、座ってソフトクリームを食べることが出来ます。甘いもの補給しつつ座って休むのにちょうど良いのです。ソフトクリームは、抹茶、バニラ、バニラと抹茶のミックスの3種類。抹茶ソフトクリームには、茶問屋だけにお茶会に使用する宇治の抹茶をふんだんに使用しています。

家族の団らんに必須 飲むと笑顔になれる君野園「とろり茶 宝寿」

ソフトクリームを食べ終わった後は、店内では温かい美味しいお茶を試飲することが出来ます。お茶を飲み干すと、湯飲みの底には「茶坊主」の絵が描かれているのも楽しいです。

家族の団らんに必須 飲むと笑顔になれる君野園「とろり茶 宝寿」

店内でいただいたお茶の銘柄を尋ねると、とろり茶「宝寿(ほうじゅ)」でした。

 

宝寿は深蒸し茶なので、茶葉を蒸す時間を長くすることで、渋みが和らげマイルドになっています。また、「火入れ」と呼ばれる乾燥させる工程を弱火で仕上げることにより、みずみずしい味を楽しみことが出来ます。「とろっと、まろやか」な味が特徴です。

 

僕の子ども頃は、祖父や祖母がいつ見てもお茶を飲んでいました。家族で団らんする時も、みんなでお茶をすすりながら、話しをしていたように思います。

 

先日、ソフトクリームを食べに行った時に、お茶を入れてくださったのは、君野園の三代目の君野信太郎さんでした。東京都茶共同組合の理事長もされている方です。おそらく年齢は、僕の父くらいの方だろうと思います。

 

僕が地元出身と話すと、小学校や中学の話しを気さくにしてくださいました。お茶を飲みながら話しをすると、不思議と心が開いてしまいます。

 

君野園のお茶に対する思いは、こう書いてあります。「一杯喫すれば、心が安らぎ、自然と笑顔になれる。もう一杯喫すれば、心が開き、自然と素直になれる。三杯喫すれば、自然と優しさが溢れ、自分の心があたたかくなり、まわりさえも元気にしてくれる。そんなお茶にしたい、またそんなお茶のある風景にしていきたい」。

 

お茶屋さんって、お茶を買う目的が無い限りなかなか入りづらい印象がありますが、君野園は気軽に立ち寄れる雰囲気です。アメ横を散歩して、ちょっと休憩したくなったら、君野園に立ち寄ってソフトクリームを食べ、温かいお茶をいただいてはいかがでしょうか?家に帰っての団らん用に、とろり茶「宝寿」をお土産で買って帰ることもおすすめします。

家族の団らんに必須 飲むと笑顔になれる君野園「とろり茶 宝寿」

※掲載情報は 2016/03/23 時点のものとなります。

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キュレーター情報

荒岡俊行

荒岡眼鏡の三代目 眼鏡店ブリンク店主

荒岡俊行

1971年生まれ。東京・御徒町出身。1940年から続く「荒岡眼鏡」の三代目。
父方も母方も代々眼鏡屋という奇遇な環境に生まれ育ち、自身も眼鏡の道へ。

ニューヨークでの修業を経て、2001年に外苑前にアイウエアショップ「blinc(ブリンク)」、2008年には表参道に「blinc vase(ブリンク・ベース」をオープンさせる。
「眼鏡の未来を熱くする。」をミッションに掲げ、眼鏡をカルチャーの1つとして多くの方々に親しんでいただけるよう、眼鏡の面白さや楽しさを日々探求しています。

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