和風バーニャカウダ!?野菜がいくらでもいただける「なめ味噌」のススメ。

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これぞ伝統的「ディップ」です!

ここ数年、新鮮な野菜をシンプルにいただける「バーニャカウダ」が人気ですが、我が国古来の「なめ味噌」も忘れてはいけません。「なめ味噌」とは金山寺味噌や鯛味噌、鶏味噌などのいわゆる「おかずになる味噌」のことですね。 実は私、小学生低学年の頃にこの「なめ味噌」にどっぷりとつかっていた時期がありました。学校が終わると、テラコヤみたいな学習塾に週2回くらい通っていたのですが、その塾の先生には3歳くらいのとてもかわいい息子さんがいらっしゃって、彼の好物が、何と「鯛味噌」だったのです。今思えば、贅沢な赤ちゃんですね。 その影響もあって我が家でも必ず常備するようになり、私もその息子さんと同様、毎日「鯛味噌」でキュウリやご飯をモリモリ食べていました。時には、おやつ代わりにひと瓶近くなめてしまったこともありました。あの何とも言えない甘い味と香り、子どもにとっては禁断の食べ物だったのでしょう。まさに当時の万能調味料でもあったのです。 それから40年以上過ぎ、大人になった私は、甘い「鯛味噌」よりもきりっと辛口、でも旨みのある「なめ味噌」好きな立派な酒飲みに成長しました。 特に最近では、チェーン居酒屋さんの突出しとしても再評価されていて喜ばしい限り。 全国に展開している「山内農場」さんの「なめ味噌」もその一つですね。麦味噌をベースに、カシューナッツや野沢菜がブレンドされていて、なかなか複雑な味わいがあります。お店ではとりあえずの酒の肴として、キャベツやキュウリ等と共に供されますが、これが絶妙な食べやすさで、ポリポリバリバリ、お野菜がいくらでもいただけちゃいます。余ったら、小さな器に入れてお持ち帰りもできますので、お家で続きを堪能できます。

和風バーニャカウダ!?野菜がいくらでもいただける「なめ味噌」のススメ。

フランスパンにつけると和風ブルスケッタ風ですし、お刺身や焼き魚、グリルしたお肉などにちょっとつけると、とってもいいアクセントになりますよ。もちろん、〆のお茶漬けやおむすびには、最高のお供ですね!ネット販売もしていますので、冷蔵庫の常備菜の一つとして是非オススメします。

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(株)モンテローザ

※掲載情報は 2015/03/10 時点のものとなります。

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キュレーター情報

今清水隆宏

料理写真家

今清水隆宏

1965年、東京都生まれ。東京造形大学卒業。1988年よりフリーランスフォトグラファーとして独立。
以後、国内・海外、料理研究家・シェフを問わず主に雑誌、料理レシピ、レストランなどの料理およびその周辺の撮影、書籍企画等を担当。他、百貨店等各種カルチャースクール、地方自治体等にて「料理写真講座」の講師、講演等でも活動。社団法人日本広告写真家協会会員。

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