一度は食べて欲しい!ノルウェーの絶品“山羊のチーズ”

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一度は食べて欲しい!ノルウェーの絶品“山羊のチーズ”

平地が少ないノルウェーでは、山間地、傾斜地を中心に全般的に酪農がおこなわれています。牛よりも山羊の飼育に適した風土であるため、山羊を使った伝統料理が多く存在します。1年の半分が雪に閉ざされる地域もある厳しい気候のノルウェーでは、羊肉を塩漬けにして燻製にして保存食として食べられています。羊肉とキャベツの煮込み料理の「フォーリコール」もノルウェーでは欠かせない伝統料理です。ノルウェーの食文化の中で、羊は非常に重要な食材のひとつなのです。

チーズとは思えないクリーミーな味わい

一度は食べて欲しい!ノルウェーの絶品“山羊のチーズ”

チーズもノルウェーの食卓には欠かせない食品のひとつです。ノルウェーでメジャーなチーズといえば、「イェトスト」と呼ばれる山羊のチーズです。このチーズは、通常のものとは違いキャラメルのような茶色いチーズで、ねっとりとした、まるで本物のキャラメルを食べているような食感が特徴的です。このチーズがなぜ茶色なのかは、その製法に秘密があります。通常の白や黄色のチーズは、たんぱく質凝固物質を固めて作られますが、「イェトスト」の場合は乳清を煮詰めてカラメル状にしたものに山羊乳を加える方法でチーズを固めていきますので、茶色のチーズが出来上がります。ノルウェー人は通常このチーズを、バターを塗ったパンの上に薄くスライスしたブラウンチーズを乗せて食べます。ワッフルの上に乗せても絶品です。日本でも販売されていますので、普通のチーズとはまた一味違う風味を楽しんでみてください。

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アクアビットジャパン

※掲載情報は 2017/02/14 時点のものとなります。

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ノルウェー王国大使館

ノルウェー王国大使館

長く複雑な海岸線を持つノルウェーは、古くから漁業国として発展してきました。海は冬でも凍らず水温は安定しています。美しいフィヨルドは、山から溶け出す雪が冷たく澄んだ海に混じり、魚を育てる絶好の塩分濃度を保ちます。理想的な自然環境に加え、水揚げから輸送まで、最新技術を駆使し徹底した品質管理が行われています。サーモン、サーモントラウト、サバ、ししゃもなどは、日本でも人気の食材です。

大自然の恩恵を受けているのはシーフードばかりではありません。夏の白夜の太陽のもと、野菜、果物やベリー類はゆっくりと熟し、滋味あふれる味わいとなります。水分をたっぷり含んだ草を食んだ動物の肉も豊かな風味を持ちます。 伝統的なノルウェー料理は、季節の特色を生かし、素材の持ち味を生かすシンプルかつ効果的な方法で調理します。

ノルウェー料理は、本質を保ちながらも、他国の食や嗜好に影響されながら洗練を重ねてきました。現在では多くの意欲的なシェフが地域の特性を活かしながら変革を探求する「新北欧料理」の担い手として世界中の料理人にインスピレーションを与えています。また、近年はノルウェーのコーヒー文化が注目を集めています。

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