口の中が秋一色 栗を丸ごと使った「渋皮栗大福」

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京都 むしやない仁々木の【渋皮栗大福 -つぶ餡-】

京都では、軽い食事で小腹を満たすことを“虫養い”というそうです。
店名ともなっている【むしやない】。その理由は、「グウグウ」と鳴くお腹の虫を美味しさで鎮め、養うというのです。

 

この表現と言葉の選び方が、京都っぽくて私は好きです。
大きな渋皮栗が丸ごと入った大福。これなら私のお腹の虫も鎮めてくれそうです。

口の中が秋一色 栗を丸ごと使った「渋皮栗大福」

栗が丸ごと、と言っても、その大きさに驚きます。
この栗は、国産の銀寄栗で、甘味が強く風味が豊かです。
この栗を贅沢にも渋皮煮にし(渋皮煮を作った方なら大変手間がかかるのをご存じだと思います)つぶ餡を表面に薄くまとい、それを江羽二重もち米の生地で包みこんだ逸品です。

 

もち米の食感を感じるとても伸びのよい生地、そして甘すぎないつぶ餡が渋皮煮のほくほくとした栗の食感と風味を最大に引き出し三位一体となり、口の中は秋一色。
熱い緑茶と一緒にいただきたくなります。
1つでは私のグウグウ虫は鎮められず、もう1つ、、2つ、と欲が出てしまう…
いただきたいと思います。

※掲載情報は 2017/09/27 時点のものとなります。

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キュレーター情報

中村まりこ

料理家・食アートコーディネーター

中村まりこ

SHOKUart代表
料理家

東京出身。

ELLE grumet フードクリエイター部、料理教室 鎌倉legame cooking 主宰、フードスタイリング、レシピ開発、イベント講師、食に関する記事の執筆、を中心に活動。

食に造詣の深い父とウクライナ人の母から2つの食文化を習得。世界23ヵ国で生活した高校3年間を原点に、料理の道へ。

和食材も自由に取り入れた料理ジャンルからでなく素材からボーダレスな料理を経験上を軸に独創的な組み合わせで「empirical&unleash」を表現する「SHOKUart」設立。

外国の方にむけて「私達の日常の和食を伝えたい。」思いから、日本家庭料理の料理教室 "Authentic Japanese Cooking Class" も主宰。
外国人向けのWedマガジンサイトへのレシピ提供も手掛ける。

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