ウイスキーの美味しさに気付く、サントリーのタヌキ

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焼酎好きのボクにウイスキーを教えてくれた“サントリーウイスキーオールド”

ウイスキーの美味しさに気付く、サントリーのタヌキ

男性女性に限らず、誰もが大人の階段を上りたいという青春時代を必ずや経験しているはず。そして、その第一歩となる大半が、酒であることも。もちろん、ボクも酒だった。初めは洒落たカクテルから入り、ビール、焼酎、日本酒、ワイン、そしてウイスキー。わりと無類の酒好きではあるが、ボクにとって、1番馴染まなかったのがウイスキーだった。

鹿児島育ちのボクは、もっぱら芋焼酎の湯割り。もともと、香り高い酒が嫌いなわけでもなく、氷を浮かべた酒を飲むというスタイルを避けていたわけでもない。しかし、今年に入り、ひょんなことからウイスキーを飲むことに。若いころ、あまりピンとこなかった味に、美味しさを感じるようになったのは、自然と大人の階段を上がったせいなのか、その美味さに正直、驚きを隠せなかった。

以来、5大ウイスキーと呼ばれる各国を代表する数々の銘柄を飲み比べるようになったが、その中でもボクの一番の お気に入りは、ウイスキー童貞を破ってくれたサントリーウイスキーオールド。ボクの幼少期には、「今日からうちは、オールドです」なんてテレビコマーシャルも良く覚えている。いまでこそ手頃に愉しめるが、酒税法時代は高級ウイスキーのシンボルとされ、また、その特異なボトルの形状からダルマとかタヌキなんて愛称で呼ばれていた過去もグッとくる。もちろん、他の酒を楽しむのも結構だが、その横には、この歳になって改めてウイスキーの美味しさに気付かせてくれた感謝と敬意を込めて、タヌキ、いや失礼、サントリーウイスキーオールドを置くことを常としよう。

※掲載情報は 2014/10/30 時点のものとなります。

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キュレーター情報

板倉環

フリーライター

板倉環

本土最南端、九州の鹿児島県で幼少期を過ごし、上京後アパレル会社に勤務。その後、出版社で雑誌編集を経て、2012年よりフリーライターとしてファッション誌を中心に執筆中。焼酎、日本酒、ビール、ワイン、ウイスキーなど、無類の酒好きで、甘いものから激辛まで、どんなものでも酒の肴へと変わる。ときにはお気に入りのヴィンテージウエアを眺めながらなんてこともあったり、なかったり。仕事柄、地方へと出掛けることも多く、長年酒場に通い続けた嗅覚を頼りに、土地々の地酒とともに、そこでしか味わうことのできない肴を口にする瞬間が1番の幸せと感じる。飲むことはもちろんのこと、食べることにも貪欲で、他人やメディアなどから、美味いと評判の店は、必ずチェックし、日々、行動範囲を拡大中。お気に入りの肴は「ニガウリのおひたし」、「万願寺炒め」。好きな言葉は「酒は飲んでも呑まれるな」。

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