下町の名店パン屋「カトレア」の元祖カレーパン

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カレーパンの歴史が詰まった名品「元祖カレーパン」

下町の名店パン屋「カトレア」の元祖カレーパン

夏になると食べたくなるカレーパンは、どこのパン屋にも並ぶ定番パンですが、最初に作ったのがどちらかご存知でしょうか?東京・森下「カトレア」の前身、1877(明治10)年創業の「名花堂」が昭和2年に実用新案を出したのが始まりだそうです。

 

「カトレア」のカレーパンは、「元祖カレーパン」と「元祖カレーパン(辛口)」の2種類があります。

下町の名店パン屋「カトレア」の元祖カレーパン

「元祖カレーパン」は、ラグビーボール型で、パン薄めのカレー多め。野菜の甘さを感じるマイルドで、ノスタルジックな黄色い色が特徴のカレーがたっぷりと入っています。カレーパンの歴史を味わえる貴重な一品です。お店の看板商品なので、揚げたてが並ぶと次々に売れていき、中には数個まとめ買いする人もいます。

 

下町の名店パン屋「カトレア」の元祖カレーパン

また、辛いのが好きな方には、丸型の「元祖カレーパン(辛口)」もあります。私は、個人的にはこちらの方が好きで、家庭で作った前日のカレーを思い起こさせるような、しっかりと煮詰められた濃厚なカレーがたっぷりと入っています。カレーパンは、買って温かいうちに頂くのが一番ですが、やむなく時間がたってしまった場合、トースターなどで軽くリベイクし、カリッと焼き直すのがお勧めです。

下町の名店パン屋「カトレア」の元祖カレーパン

「カトレア」であわせてお勧めしたいのが、一口サイズの「ぶたまん」です。こんがりとした周りの焼き目と、もちもちとした中華バンズ、中に包まれている肉汁を含んだ具は、専門店顔負けの中華まんです。見た目も、お花が咲いたような可愛いいビジュアルなので、小さなお子さんがいるお家の手土産としてもきっと喜ばれると思います。

下町の名店パン屋「カトレア」の元祖カレーパン

森下は、最近注目のスポット清澄白河エリアの近くなので、コーヒーショップ巡りのついでにぜひ少し足を延ばして欲しいと思います。

 

元祖カレーパンの揚げ上がり時間は7時、9時、11時、15時の1日4回。カレーパンは揚げたてが一番美味しいのでぜひ時間を合わせていってみてください。

※掲載情報は 2015/07/01 時点のものとなります。

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キュレーター情報

青木たかこ

「パンスタ」編集長

青木たかこ

パン専門コミュニティサイト「パンスタ」編集長。パン好きが集まるパン女子会「マニアックデパン」主宰。
パンは「食べる芸術品」。見て、嗅いで、味わって、そして無くなったあとも記憶に残る素晴らしい「作品」。パン職人の技術の結晶である素晴らしいパンに出会えたというその感動を多くの人伝えたいと思い日々活動。「パンを楽しむ」ということを通して、より豊かなライフスタイルを提案。
パンに関するマーケティングや、商品開発アドバイジング、パンイベントの企画・運営サポート、記事寄稿など、パンに関わる企業サービスに幅広く携わる。カルチャーセンターでの講師やパンイベントの司会なども務める。
人に贈って喜ばれるパン、自分へのご褒美パンなどをご紹介したいと思っております。

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