五島手延べうどんは、たっぷりのお湯でゆで上げたあつあつの「地獄炊き」がオススメ!

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「地獄炊き」でいただく「幻の五島うどん」

五島手延べうどんは、たっぷりのお湯でゆで上げたあつあつの「地獄炊き」がオススメ!

番組のロケで長崎県の五島列島に行った時に出会った「あごんちょび」を前回ご紹介させていただきました(http://r.gnavi.co.jp/ippin/article-5166/)が、今回は、その際に出会った「五島手延べうどん」を紹介させていただきます。

 

「五島手延べうどん」は、長崎県の五島列島で作り続けられてきた手延うどんで、「幻の五島うどん」とも呼ばれているそうです。

 

作る過程で、県花である椿の油と、菜種油等でコーティングされているため、大釜でぐつぐつ煮込んでも伸びないんです。なので、一般的な釜揚げうどんのように、すぐに食べないと伸びてしまうことはないみたいです。また、太さは、そうめんほど細くなく、一般的なうどんほど太くない。秋田の稲庭うどんのイメージに近いでしょうか。

 

たっぷりのお湯でゆで上げたあつあつのうどんをしょうゆやあご(飛魚)のだしのたれで食べる「地獄炊き」が地元では定番で、私もこの食べ方がすごく気に入りました。また、専用のしゃもじですくいながら、あごのだしで食べるのが好きですね。

 

地獄炊きの名は、初めて食べた旅人が「しごくおいしい」と褒めたのが、「地獄おいしい」と聞き間違えたのが、この言葉の由来であるというユニークな説もあるそうです。

 

大鍋に湯をたっぷりとわかし、手延うどんを入れます。ぐつぐつと煮えてきたら、各自で取っていただく。つけ汁はしょうゆだけでもよいし、あごの煮出汁やみりんで割ったものでもよいですね。卵を割り入れ、好みの薬味を加えて、皆さん召し上がるそうです。

 

大勢の人々が鍋を囲みながらいただく素朴で豪快な料理であり、行事食や家庭料理として親しまれて来た「五島手延べうどん」。寒い日がまだまだ続きそうなので、ぜひ「地獄炊き」で、皆さんにも召し上がっていただきたいです。

紹介しているお店
長崎県五島手延べうどん振興協議会

※掲載情報は 2016/02/16 時点のものとなります。

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キュレーター情報

有森裕子

元プロマラソンランナー

有森裕子

1966年岡山県生まれ。就実高校、日本体育大学を卒業して、(株)リクルート入社。バルセロナオリンピック、アトランタオリンピックの女子マラソンでは銀メダル、銅メダルを獲得。
2007年2月18日、日本初の大規模市民マラソン『東京マラソン2007』でプロマラソンランナーを引退。
1998年NPO法人「ハート・オブ・ゴールド」設立、代表理事就任。2002年4月アスリートのマネジメント会社「ライツ」(現 株式会社RIGHTS. )設立、取締役就任。スペシャルオリンピックス日本理事長、日本プロサッカーリーグ理事。他、国際陸連(IAAF)女性委員会委員、日本陸上競技連盟理事、国連人口基金親善大使、笹川スポーツ財団評議員、社会貢献支援財団評議員等を歴任。
2010年6月、国際オリンピック委員会(IOC)女性スポーツ賞を日本人として初めて受賞。同12月、カンボジア王国ノロドム国王陛下より、ロイヤル・モニサラポン勲章大十字を受章。2010年にはIOC女性スポーツ賞を日本人として初めて受賞。
2013年9月、厚生労働省いきいき健康大使に就任。

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