京都ならではの上質な定番土産「阿闍梨餅」で、素敵な一日を始める

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ますます観光客が増え続ける一大人気スポット、京都

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日本人はもとより、世界各国の方々から絶大な人気を誇る観光地、京都。京都市が発表した「平成28年京都観光総合調査」によると、2016年(平成28年)の宿泊客数は約1,415万人と、過去最高。外国人も約318万人となっています。また、観光消費額も1兆862億円と、これまた過去最高金額。東京オリンピックが開催される2020年での目標金額を4年も前倒しで達成してしまったそう。もちろん私も仕事だったりプライべートだったりと、京都に伺います。何度訪れても素晴らしい景色や神社仏閣などに敬服します。そんな京都のお土産といえば本当に様々なタイプがありますが、話題沸騰な商品もとても多く、迷いますね。その中で、やはり外せないのが「阿闍梨餅(あじゃりもち)」でしょう。京菓子司「満月」の作品。本店は出町柳駅の東方、京都市左京区の今出川。大丸や高島屋などの百貨店にも入っているので、目にすることも多いと思います。特にJR京都駅の京都伊勢丹は大行列だったりするので、私はいつも並びが少ない河原町の京都タカシマヤで購入しています。

大正時代から続くけれど、古さを全く感じさせない

京都ならではの上質な定番土産「阿闍梨餅」で、素敵な一日を始める

「満月」は創業が1856年。最近注目されていますが、実は「阿闍梨餅」も歴史が古く、大正時代からあります。二代目当主が、比叡山の僧にちなんで考案したそうです。“餅”と付くことからも分かるとおり、焼き菓子なんですが、皮がもちもちなんですね。これがいい!餅粉をベースとして卵などの材料を練り合わせた生地で、持った瞬間からしっとり柔らか。そして餡も丹波大納言小豆のつぶあんを用いていて、京都ならではのはんなりとした感じを前面に出した上品な甘み。いただくシチュエーションとしては何でもぴったり。午後のティーブレイクもいいですが、早朝に起きて、日の出ちょっと前あたり。静けさの中で、茶葉から入れた緑茶とともにゆったりと味わえば、その一日が上質な雰囲気に包まれて、素敵な日を過ごせる。そんな気分に浸れます。

※掲載情報は 2017/10/03 時点のものとなります。

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はんつ遠藤

フードジャーナリスト

はんつ遠藤

東京在住。早稲田大学教育学部卒業。海外旅行雑誌のライターを経て、テレビや雑誌、書籍などでの飲食店紹介や、飲食店プロデュースなどを行うフードジャーナリストに。ライターとして執筆、カメラマンとして撮影の両方をひとりでこなし、取材軒数は8000軒を超える。全国のご当地グルメの知識と経験を活かし、ナムコのフードテーマパーク事業にも協力し、現在、東京・大手町のご当地やきとりテイスティングパーク「全や連総本店 東京」の名誉館長も務める。『日経トレンディ』にてトレンドリーダーにも選出。「週刊大衆」「JAL(Web)」などに連載中。また近年は料理研究家としてTVラジオ雑誌などで創作レシピを紹介している。著書は『はんつ遠藤のうどんマップ東京・神奈川・埼玉・千葉』(幹書房)、『おうちラーメンかんたんレシピ30』『おうち丼ぶりかんたんレシピ30』『全国ご当地やきとり紀行』など25冊。

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