今ヨーロッパで注目を浴びるチュニジアワイン

今ヨーロッパで注目を浴びるチュニジアワイン

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皆さんはチュニジアワインを飲んだ事はありますか?日本ではまだまだ有名ではないので、チュニジアでワインが作られているのと思う人もいるかもしれません。実は、チュニジアワインの歴史はカルタゴの時代にまで遡ります。チュニジアはぶどうの木とワインに関する長い歴史と文明を持っており、紀元前5世紀には地中海諸国にワインを輸出していました。ローマ人たちはカルタゴのビュルサの丘のワインを好み、このことはチュニジアの美術館の古いモザイクを見るとよくわかります。

今ヨーロッパで注目を浴びるチュニジアワイン

カルタゴの町に住んでいた農学者のマゴンは農業とぶどう栽培(法)に関する条約を書いており、その技術は現在でも使われています。今日のチュニジアにおけるワインの生産はカルタゴが建設した際にフェニキア人によってもたらせたようです。紀元前146年、ローマ人がカルタゴを占領した後も、ワインの生産は続けられました。

 

大規模なワイン生産は、他の北アフリカ諸国同様、フランス人が導入したものです。1956年の独立後も、ワインは作り続けられました。

 

チュニジアのワインは主にヨーロッパ諸国、特にドイツとフランスに輸出されています。現在、チュニジアワインの品質は世界中で認められており、下記で行われた国際大会でも多数のメダルを獲得しています。

 

パリ:Vinalies

ブリュッセル:World Selection

パリ:Challenge of the wines

マドリッド:Bacchus

 

日本に輸入されているチュニジアワインは多くはありませんが、一度飲んだらそのクオリティーに納得するはずです!是非、試してみてください。

※掲載情報は 2017/09/12 時点のものとなります。

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チュニジア大使館

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チュニジア共和国はアフリカ大陸に位置し、北と東は地中海に面しています。首都はチェニスでアラビア語が公用語ですが、フランスの影響が強く、フランス語も広く普及しています。歴史的には、地中海貿易で繁栄したカルタゴやカルタゴの武将ハンニバルが有名です。地形的には南北に細長く、地中海に面する北の地域は自然を南の地域は砂漠を楽しめます。代表的なチュニジア料理はクスクス、ブリックなどが有名で、トマトやチーズを多く使うなど隣国のイタリア料理の影響も受けています。オリーブオイルの輸出量が世界5位で、ほとんどの料理にオリーブオイルを使用します。沿岸地域では新鮮な魚料理も味わえます。スイーツは乾燥したなつめやし(デーツ)をつかったものが多く、さまざまな種類のお菓子が楽しめます。

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