熊本の本格米焼酎を使った新食感スイーツ!もちもち焼酎レーズンサンド

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地元産にこだわる“高橋酒造×熊本菓房”の強力タッグが実現!

熊本を代表する食文化として、球磨焼酎があります。米のみを原料として人吉球磨の地下水で仕込んだもろみを人吉球磨で蒸留し、瓶詰めした焼酎だけをそう呼んでいます。日本三大河川の球磨川沿いに全部で28もの焼酎蔵があり、16世紀前半より今もなお伝統の焼酎造りが続けられています。その独自性から球磨焼酎は世界貿易機関(WTO)により、地理的表示の産地指定を受けており、ウイスキーのスコッチ、ブランデーのコニャック、ワインのボルドーと並び、人吉球磨=“米焼酎のふるさと”として国際的にもブランドが保護されています。

熊本の本格米焼酎を使った新食感スイーツ!もちもち焼酎レーズンサンド

その焼酎蔵の中でも、全国的に広く知られる「白岳しろ」(高橋酒造)とお菓子のコラボレーションが実現し、このユニークな商品は生まれました。熊本県人であれば(決して大げさでなく)一家に1本、飲み会となればまずは1本と、何かとお世話になる機会の多い「白岳しろ」。J2ロアッソ熊本のスポンサーとしてご存知の方も多いかと。この本格米焼酎にレーズンを漬け込み、バタークリームとミックス。生地部分は九州の郷土菓子「ボーロ」からヒントを得て、小麦粉と餅粉、寒天の組み合わせで独特のもちもちした弾力のある食感を生み出すことに成功。クリーム部分との対象的なアクセントが食べていて面白く、例えるならば、ほんのり焼酎の香りがする“新解釈版レーズンウィッチ”のような感じです。

熊本の本格米焼酎を使った新食感スイーツ!もちもち焼酎レーズンサンド

この斬新な新商品を作ったのは、創業昭和25年の熊本菓房。熊本の定番おみやげと言えば、「天草サブレ」、「せんば小狸」や「カスタードケーキ」など、社名や商品名からもわかるように“地元熊本”にこだわったお菓子作りで知られ、県内外にもファンが多く幅広い年齢層に知られています。

熊本の本格米焼酎を使った新食感スイーツ!もちもち焼酎レーズンサンド

阿蘇熊本空港のお土産コーナーも完全復活とはまだまだ言えない状況ですが(写真は震災一ヶ月後に撮影)、その中でも熊本へ足を運んでくださる皆さまがお土産をたくさん買っていただいていて(ありがとうございます!)、熊本菓房の販売コーナーでも本社工場が大きく被災したにも関わらず、当商品が力強く販売展開されていました。

熊本の本格米焼酎を使った新食感スイーツ!もちもち焼酎レーズンサンド

報道だけを見ると、熊本県全体が大被害を受けているように感じますが、特に県南地域では震災後も大きな被害は少なく、普段通りの生活ができています。現地ではすでに新たな生活に向けて歩みが始まっています。先の長い復興活動になると思いますが、人々の生活の根底にあるのは“食”です。地域の食を伝える商品を今後も継続して応援したいと思います。頑張るばい!熊本!。

※掲載情報は 2016/10/20 時点のものとなります。

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キュレーター情報

西田誠治

ヤムヤムソウルスープキッチン代表理事

西田誠治

特定非営利活動法人Yum! Yam! SOUL SOUP KITCHEN 代表理事、6次産業化プランナー。日本初のコンセプト「日本列島47都道府県 meets タイ王国77県」をテーマに、全国各地のローカルの魅力をタイ料理をフィルターにして新たに引き出し、各地の食や観光、人の魅力をわかりやすく世界へ発信。インバウンド&アウトバウンドの活性化を47都道府県に提供している。現在までに15県、6市町村をテーマにした地域交流のためのタイ料理イベントをタイレストランや料理人と連携して開催。産地交流のための独自の場作りを通じて、日本とタイの食の魅力を幅広い世代、地域へ積極的に伝えている。タイ国政府商務参事官事務所、タイ国政府観光庁後援事業、内閣府地域社会雇用創造事業(平成23年度)認定事業。

現地取材を通じて産地との交流を作りながら、デザイナー、プロデューサーとして全国の一次産業支援も積極的に手掛けている。食用いぐさ「ゆいのくさ」のブランディングと海外展開支援(熊本県)、雹害りんご農家の支援を「雹kissりんご」プロジェクト(青森県)として立ち上げるなど、産地支援活動を全国各地で手がけている。

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