【横浜土産】横浜の歴史をスイーツに凝縮した霧笛楼のフォンダンショコラ「横濱煉瓦」

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霧笛楼の代表的なスイーツ「横濱煉瓦」

【横浜土産】横浜の歴史をスイーツに凝縮した霧笛楼のフォンダンショコラ「横濱煉瓦」

横浜の元町を代表するフレンチレストラン「霧笛楼(むてきろう)」に隣接するパティスリーショップで人気のフォンダンショコラ「横濱煉瓦(よこはまれんが)」。横浜の百貨店を中心に販売されているので、食べた事がある人も多いのではないでしょうか。このチョコレートケーキは、文字通り「レンガ」をモチーフに作られたケーキですが、実はレンガは瓦と共に横浜の歴史を語る上で欠かせない、横浜の歴史を象徴する建材なのです。

横浜の街並を造ったフランス人

明治の初め、フランス人実業家のアルフレッド・ジェラールは、横浜で船舶給水業を営んでいました。彼が提供する良質の水が船乗りの間で評判となり、ジェラールは財を成しました。


彼が作った給水場は「ジェラールの水屋敷」として知られ、今でも元町公園にその名残があります。後に、彼はこの元町公園で瓦とレンガ工場を経営するようになります。彼がつくる西洋瓦やレンガは居留地外国人の住居や、当時の洋館や商業施設に多く使われたそうです。横浜の赤レンガ倉庫もそうですが、西洋的な港町のイメージはジェラールによって作られていったと言っても過言ではありません。

ジェラールに敬意を表して作られたスイーツ

【横浜土産】横浜の歴史をスイーツに凝縮した霧笛楼のフォンダンショコラ「横濱煉瓦」

横浜の象徴「レンガ」をモチーフにしたものをどうしても作りたいと、僕の学生の時からの友人で株式会社鈴音の五代目社長で霧笛楼 のオーナーが「レンガ」をチョコレートケーキで表現する事を思いつき、商品化しました。

 

煉瓦の形をした「横浜煉瓦」のほか、ジェラールの西洋瓦をモチーフにした「仏蘭西瓦」も販売されています。この「仏蘭西瓦」は日本のおこしの製法を応用してアマンドツィールに仕立てたお菓子です。

【横浜土産】横浜の歴史をスイーツに凝縮した霧笛楼のフォンダンショコラ「横濱煉瓦」

僕は手土産を用意する時には、よくここの「横濱煉瓦」を買います。しっとりとした口どけの濃厚なフォンダンショコラ。ブランデーの香りがほのかにして一層味の広がりを感じさせる大人のスイーツです。スタンダードな「横濱煉瓦」のほかにも、ホワイトチョコレートをコーティングした「横濱白煉瓦」もおすすめです。

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霧笛楼

※掲載情報は 2015/09/03 時点のものとなります。

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キュレーター情報

ロバート・ハリス

作家、ラジオ・ナビゲーター

ロバート・ハリス

1948年横浜生まれ。作家、ラジオ・ナビゲーター。71年、上智大学を卒業後、バリ島をはじめ東南アジアを放浪。その後オーストラリアに延べ16年間滞在し、シドニーで書店&画廊の経営に携わる。オーストラリア国営テレビ局で日本映画の英語字幕を手がけ、テレビ映画製作も行う。帰国後、ラジオや著書で活躍。「エグザイルス」(講談社プラスアルファ文庫)「アフォリズム」サンクチュアリ出版)他多数。
最新刊は『世界を50年間も放浪し続け学んだCOOLで自由な人生哲学』(NORTH VILLAGE)

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