群馬・館林の隠れた名物?老舗『伊勢屋本店』がお届けする「バターどら焼」

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古くから各地で親しまれている「どら焼き」

群馬・館林の隠れた名物?老舗『伊勢屋本店』がお届けする「バターどら焼」

どら焼き、今さら書くまでもないですが、それは日本中の誰もが知っているといっても過言ではないお菓子です。でも、それって凄い事ですよね。なかなか全国津々浦々で浸透しません。いわば稀有な、お菓子のトップクラスのランナー。この、どら焼きですが、起源は古すぎて実は分かりません。一説によると武蔵坊弁慶が手当てを受けたお礼に、熱した銅鑼に水で溶いた小麦粉を薄く伸ばして焼いた生地で、あんを包んで振舞ったとも。名称も銅鑼に似ているからとか言われますが、もともとは四角かったという説や、現在のようなカステラ風の生地で包むのは大正3年創業の「うさぎや」が元祖という説もあり、様々な説がありすぎてよく分かりません。

バターとあんの甘さも控えめで、小ぶりで食べやすい

群馬・館林の隠れた名物?老舗『伊勢屋本店』がお届けする「バターどら焼」

そんなどら焼きですが、今や、あんの他にいろんな味わいのものを加えるタイプも人気です。栗入りどら焼き、生クリーム入りどら焼きなどは各地で見かけます。そんな中、群馬県館林市にあるのが「バターどら焼」です。館林駅から徒歩数分。路地をちょこっと入ったところに、ポツンと佇む、老舗の『伊勢屋本店』の看板商品。しっとりとしたカステラ風の生地だけでも美味しいですが、中にはあんの他に、バターが加わっているというわけ。そう聞くと、ちょっと重そうと思われるかもしれませんが、通常のどら焼きに比べて小ぶりなんです。あんの量もバターの量も少なめなのも功を奏し、甘さも控えめで、食べやすさ抜群。すごくバランスが取れた味わいの一品なのです。もちろん緑茶も合いますが、バター入り&控えめな甘さのせいか、紅茶も合います。ストロベリーティーのような柑橘系の紅茶だと、さらに相乗効果を生みそうです!

バターどら焼

伊勢屋本店 住所:群馬県館林市本町2-3-40

※掲載情報は 2017/05/12 時点のものとなります。

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キュレーター情報

はんつ遠藤

フードジャーナリスト

はんつ遠藤

東京在住。早稲田大学教育学部卒業。海外旅行雑誌のライターを経て、テレビや雑誌、書籍などでの飲食店紹介や、飲食店プロデュースなどを行うフードジャーナリストに。ライターとして執筆、カメラマンとして撮影の両方をひとりでこなし、取材軒数は8000軒を超える。全国のご当地グルメの知識と経験を活かし、ナムコのフードテーマパーク事業にも協力し、現在、東京・大手町のご当地やきとりテイスティングパーク「全や連総本店 東京」の名誉館長も務める。『日経トレンディ』にてトレンドリーダーにも選出。「週刊大衆」「JAL(Web)」などに連載中。また近年は料理研究家としてTVラジオ雑誌などで創作レシピを紹介している。著書は『はんつ遠藤のうどんマップ東京・神奈川・埼玉・千葉』(幹書房)、『おうちラーメンかんたんレシピ30』『おうち丼ぶりかんたんレシピ30』『全国ご当地やきとり紀行』など25冊。

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