オレンジピールとベルギーチョコが融合した東京『ジャンヌトロワ』の「ジャンヌ」

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『本郷三原堂』の一画に、コーナーとして残る

オレンジピールとベルギーチョコが融合した東京『ジャンヌトロワ』の「ジャンヌ」

東京在住の僕ですが、実は東京の歴史には全然詳しくなかったりします。

 

先日も本郷三丁目を歩いていたら「本郷も かねやすまでは 江戸の内」という川柳が掲げられた「かねやす」という雑貨店がありました。


どうやら、大火の多かった江戸では、江戸市中において火に弱い茅葺(かやぶき)屋根を禁止して瓦葺(かわらぶき)を奨励したのだそう。その際にお代官様の大岡忠相は、本郷の「かねやす」までが江戸市中であるという裁定を下したのだとか。

 

実際には江戸はもう少し北側までだったみたいだけれど、街を歩いていても歴史を感じる事ってあるんだなぁと思いました。と同時に思い出したのが、ちょうどその交差点にあるスイーツ『ジャンヌトロワ』。以前は独立した店舗でしたが、正確には、今は『本郷 三原堂』の一画にコーナーとして構えています。

いわば大人のチョコ。ウィスキーとのマリアージュも

オレンジピールとベルギーチョコが融合した東京『ジャンヌトロワ』の「ジャンヌ」

特に看板商品の「ジャンヌ」は、商品誕生から約30年。
厳選したオレンジピールを、ベルギー産高級ビターチョコでコーティングし、ココアパウダーで仕上げた品です。

 

いただくと、まずはココアパウダーとビターチョコのほろ苦さを感じます。でも「苦い」っていう感じよりも、ふわっと漂う甘さもGOOD。パリっとした食感もいいですね。そこにオレンジピールの爽やかな美味しさと豊かな香りが後からついてくる感じ。洋酒も用いているそうで、大人のチョコって印象です。

 

紅茶はもちろん緑茶にもぴったり合いますし、様々なシチュエーションで楽しめそう。
僕としては、やっぱりアルコールと一緒ですね。特にウィスキーのロックなんか良いのではないでしょうか?個人的には真逆の「ラガブーリン」みたいな臭いアイリッシュとのマリアージュが最高!

※掲載情報は 2017/04/07 時点のものとなります。

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キュレーター情報

はんつ遠藤

フードジャーナリスト

はんつ遠藤

東京在住。早稲田大学教育学部卒業。海外旅行雑誌のライターを経て、テレビや雑誌、書籍などでの飲食店紹介や、飲食店プロデュースなどを行うフードジャーナリストに。ライターとして執筆、カメラマンとして撮影の両方をひとりでこなし、取材軒数は8000軒を超える。全国のご当地グルメの知識と経験を活かし、ナムコのフードテーマパーク事業にも協力し、現在、東京・大手町のご当地やきとりテイスティングパーク「全や連総本店 東京」の名誉館長も務める。『日経トレンディ』にてトレンドリーダーにも選出。「週刊大衆」「JAL(Web)」などに連載中。また近年は料理研究家としてTVラジオ雑誌などで創作レシピを紹介している。著書は『はんつ遠藤のうどんマップ東京・神奈川・埼玉・千葉』(幹書房)、『おうちラーメンかんたんレシピ30』『おうち丼ぶりかんたんレシピ30』『全国ご当地やきとり紀行』など25冊。

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