石見(世界遺産・石見銀山傍)が育んだ素朴で旨い燻製風赤どりのコンフィが旨い

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生産者の人柄が多くのファンをつかむ

石見(世界遺産・石見銀山傍)が育んだ素朴で旨い燻製風赤どりのコンフィが旨い

世界遺産、石見銀山。その近くにひっそりとした養鶏場がある。軍鶏や赤鶏を一貫して飼育製造販売する笹田さん。最初に鶏舎を訪れた時はあまりの田舎の風景に気持ちが安らぎ、ほっとしたものだ。「この辺にはほかに養鶏場はないし、誰もいない山の中の環境でのびのびと走り回って育ってんのや」と梅宮辰夫似の笹田さんはおっとりと話す。

石見(世界遺産・石見銀山傍)が育んだ素朴で旨い燻製風赤どりのコンフィが旨い

銀山あか鶏は燻製風にローストし、コンフィという名で販売している。オーブンで温めるとまず優しい風味に驚く。そして歯ごたえのある食感は、「地鶏」かと思えるほどだ。通販はもちろんのこと全国の物産展では大人気で、東京で開催されるイベントでは常に行列ができ、真っ先に品切れになるのは決して珍しいことではない。混んでいるのにも関わらず、お客様とお話をされ、写真を撮り、それはもう大人気。笹田さんは、イベントやFacebookを通じて全国にリアルファンを作り、そのファンが笹田鶏を自然とPRしているわけだ。

石見(世界遺産・石見銀山傍)が育んだ素朴で旨い燻製風赤どりのコンフィが旨い

何も特別なエサや飼育方法を取っているわけではない。土、風、水、緑、静けさといった環境の中で無理なくマイペースで飼育された銀山赤どりを、丁寧にローストしている姿に「職人」の背中を見る。ご覧のとおり、いいお顔をされている笹田さんは人間味あふれる純朴な方。この方が作る肉ならば美味しいに違いない!と思うのも当然かもしれない。 愛情が詰まった銀山赤どりは、ローストコンフィはほぐしてサラダ仕立てにしてもよし、そのままかぶりつくのもよし、ホームパーティーやギフトにもぴったり。特にしっかりとした味わいの白ワインとの相性は抜群だ。

※掲載情報は 2015/05/11 時点のものとなります。

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キュレーター情報

嶋啓祐

フードビジネスデザイナー

嶋啓祐

全国の農村漁村をくまなく巡り、そこで使うホンモノの素材を探すことをライフワークにしています。ホンモノはいつも隠れています。全国の肥沃な土地で、頑固で不器用な生産者が作る「オーガニックな作品」を見つけて、料理人が少し手を加える。それが「ホンモノの料理」になります。毎月地方に足を運び、民泊に泊まり、地元の方々とのコミュニケーションを作るのが楽しみです。自然豊かな日本全体が食の宝庫です。自然、風土、生産者、素材、そして流通と料理人とその先にいる顧客。食に関わるすべての方が幸せになるような「デザイン」を仕事にしています。1963年に北海道は砂川(日本一になった美味しいお米ゆめぴりかの産地)で生まれ、18歳上京。大好物はイクラ、クレソン、納豆、ハーブ、苦手なのは天津丼などあんかけ系、豚足、焼酎。趣味は全国の神社巡りとご朱印集め。2018年より自宅料理コミュニティ「ビストロ嶋旅館」を主宰。

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