「うに」味でビールや日本酒が自然と進む山本海苔店のおつまみ海苔

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味付け海苔発祥店が2枚の海苔でウニをサンド

「うに」味でビールや日本酒が自然と進む山本海苔店のおつまみ海苔

日本橋室町に本社を置く山本海苔店。その創業は1849年、嘉永年間のことです。そんな150年超えの老舗海苔店は、今や広く一般的な「味付け海苔」発祥の店と言われています。味付け海苔の誕生は1869年、同店2代目が明治天皇の京都への行幸の際の“土産”として作ったもの。以降、1958年までいわゆる宮内庁御用達の一店となります。そんな輝かしい歴史を持つ同店でわたしが注目したのは、やはり味付け海苔のジャンルから、「おつまみ海苔(うにの味)」です。

「うに」味でビールや日本酒が自然と進む山本海苔店のおつまみ海苔

白い缶に大きな「うに」の文字が印象的なこちら。缶を開けると海苔がぎっしりと詰まっています。お皿に並べてしまうと、一見普通の海苔のような感じですが、缶の上から見るとウニの黄色い粒がサンドされているのがよくわかりますね。一口いただくと、味わいもさることならが、海苔の“パリっと”した食感が強く印象に残ります。海苔で何かを巻いたり挟んだりすると、どうしてもシナッとなってしまったり、ベトついてしまうもの。そのあたりは、さすがに独自の技術があるのでしょうね。しかし、おつまみを名乗るだけあり、海苔に程よい塩気やうま味、ウニ独特の風味をしっかりまとい、ビールや日本酒などお酒が自然と進むような味付けになっています(満腹時にもおすすめのおつまみ!)。こちらのおつまみ海苔は、2枚の海苔で具材をサンドしたシリーズで、「うに」のほか、「うめ」、「ごま」、「えび・ちりめんじゃこ」、「玄米」の計5種類があります(ちなみに、次回のわたしのターゲットは、海老とちりめんじゃこ)。味付け海苔発祥の老舗店の“ウニ”アクセントが効いた逸品を、手土産にいかがでしょう。

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※掲載情報は 2015/03/16 時点のものとなります。

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菅野夕霧

コピーライター、グルメガイド

菅野夕霧

コピーライター、PRコンサルタント、Yahoo!ニュース配信元の『市ケ谷経済新聞』編集長。グルメや酒、沖縄離島旅が趣味。特にランチは“狙い”を定め、日々電車に乗って都内を中心に食べ歩いている。甘いモノを苦手としている関係で、“甘くない”土産の逸品を追求中。現在、All Aboutグルメガイドとして老舗店を紹介する「100年店ランチ」、日本トランスオーシャン航空の機内誌『Coralway』にて、「小さな島の小さな食堂」を連載中。著書に『ヤフートピックスを狙え』(新潮社)など。

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