宮崎が誇る金柑「たまたま」はイタリアンでも十分使える!

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糖度が高い「たまたま」はそのままもよし、料理やお酒との相性もなお良し!

宮崎が誇る金柑「たまたま」はイタリアンでも十分使える!

僕にとって金柑は、小さい頃から身近な存在で、実家の宮崎では一家に一本必ずあるような果物だったんです。今は都市化が進んでマンションも多くなっているんでしょうけど、宮崎の友達も持ち家が圧倒的に多くて、庭には必ず一本金柑の木がありましたね。ただ、家で採れる金柑って、すごく酸味が強かったり、形も不揃いだったり、そういうのが好きだったりするんですけど、この「たまたま」は、自分の金柑のイメージが完全に覆されました。

僕が「みやざき大使」をやっている関係で、県から送られてきたことがあって、それがきっかけで「たまたま」を知ることになったんですよね。本当に糖度が高くて、えぐみが少ないから、実は洋菓子との相性がすごくいいんですよ。実際、お店でもそのまま出したり、誕生日のお客様がいたらちょっとラッピングをしてプレゼントしたり、すごく想い出が多いですね。

料理にする際には、牛肉よりも鶏肉や豚肉が非常に合います。牛肉に合わせる場合は「タリアータ」にして、サラダと、バルサミコに合わせるのが良いですね。鶏肉や豚肉と合わせる際には「たまたま」をスライスして鶏肉や豚肉と一緒に焼きます。そうすると生で食べるよりも、甘みも増して食感もとろっとするので、料理がワンランクアップされますね。

宮崎が誇る金柑「たまたま」はイタリアンでも十分使える!

宮崎では最近「たまたま」の解禁日を祝うパーティーが開催されていて、一種のお祭りにもなっています。その際にはシャンパンに「たまたま」を入れて楽しんだりするんですけど、僕の一番のお気に入りのお酒との合わせ方は、「モヒート」ですね。ドリンクとも合わせられる汎用性の高いのも、この「たまたま」の大きな魅力です。

どうしても「金柑」って古臭いイメージをするような方もいらっしゃるかもしれないんですけど、本当に一回食べていただきたいですね。

※掲載情報は 2015/03/04 時点のものとなります。

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キュレーター情報

中原弘光

シェフ

中原弘光

『 La fontana azzurra』のオーナーシェフ シェフ 中原弘光。
1975年宮崎県生まれ。『フォーシーズンズホテル椿山荘 東京』、イタリア料理『BiCE東京』、フランス料理『ぎんきょう』、『リストランテ キオラ』料理長、2009年から「リストランテ シルベラード」統括総料理長を経て、2015年、オステリア『NAKAHARA』オープン。2016年より宮崎県の食材をふんだんに用いた『 La fontana azzurra』をオープン。
本場イタリアの技法を使って旬の食材の持ち味を最大限に引き出した、才気あふれる料理は、多くのファンを魅了しています。
2011年、宮崎県より、料理界からは初めてとなる「みやざき大使」に任命。県内外のイベントにて郷土の食材を用いながらその魅力を伝えている。

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