こしあんとラム酒漬けのドライフルーツが見事に調和した次世代の羊羹とは?

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伝統的な「和菓子」という文化の流れの中でwagashi asobiが小さな支流に

こしあんとラム酒漬けのドライフルーツが見事に調和した次世代の羊羹とは?

またまた生徒さんからの戴き物でとても美味しいお菓子がありました。Wagashi asobiの「ドライフルーツの羊羹」。ドライフルーツ+羊羹?

 

一瞬、ピンと来なかったのですが、戴いてみると、不思議な美味しさ。もう一切れ、もう一切れ、と3切れも戴いてしまいました。

 

こしあんとラム酒漬けのドライフルーツが見事に調和しています。一体こんな羊羹を作るお店はどんなお店なのかしら?と調べてみました。

 

Wagashi asobiは、「一瞬一粒(ひとつひとつ)に想いを込めてつくる。」を理念として活動する二人の 和菓子職人。

 

東京都大田区上池台のアトリエを拠点に、首都圏を中心に国内だけでなく NYの展覧会参加やParisで茶会を開催するなど海外にも活動の「和」を広げています。数々の賞も受賞されていらっしゃいます。

 

素材へのこだわりも調べてみると、北海道産小豆100%のきめの細かいこし餡がなめらかな食感をつくり出します。

 

サトウキビを生産する農家さんとの交友関係もある原材料の沖縄県西表島の黒糖は、豊かな水と自然に恵まれた環境で大切に育てられ、とても良い風味です。

 

イチジクは、実が大きく柔らかいトルコ産を使用するなど、それぞれ素材の品質にこだわった材料を使用しています。(ホームページより抜粋)と、材料にもかなりのこだわりが感じられます。

 

伝統的な「和菓子」という文化の流れの中でwagashi asobiが小さな支流となり、この素晴らしい文化を次の世代に繋ぐ流れになれたら嬉しいです。たとえ流れが細くてもしっかりと続いていれば、いつでも源流にさかのぼることが出来ます。

 

この流れを絶やさないことが今和菓子に携わる人間の責任だと自負しています。和菓子の歴史や現状を肯定的に受け止め、先人達に敬意をはらい未来へと活動をしていきます。

 

和菓子を変えるのではなく、和菓子で何が出来るかを考えていきたいと思います。(以上ホームページより抜粋)

 

ほんの一棹の羊羹に込められたいろいろな想いや意気込みを知り、改めて深い美味しさを感じたのでした。

よろしければ是非ご賞味くださいませ。

こしあんとラム酒漬けのドライフルーツが見事に調和した次世代の羊羹とは?

※掲載情報は 2015/12/11 時点のものとなります。

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キュレーター情報

磯部作喜子

料理研究家・テーブルコーディネーター

磯部作喜子

英語教師を経て食の世界へ。「ル・コルドン・ブルー」にてパン・洋菓子ディプロム取得。今田美奈子製菓コース師範・テーブルセッティングディプロマ取得。花・芸術文化協会テーブルコーディネートディプロマ取得。同認定校。世田谷のブーランジェリー「シニフィアン・シニフィエ」で研修。志賀勝栄氏にパン作りを学ぶ。現在は東京と名古屋で料理・パン・テーブルコーディネートの教室「ル・サロン・ブラン」を主宰。毎月100席以上の講座をこなし、現在までのべ9000人の生徒におもてなしの極意を伝えてきた。「おもてなしの心は食卓を飾るすべてに宿る」というコンセプトのもと、料理・パン・コーディネートなど食に関する内容をトータルに楽しく学べるサロンを目指す。予約待ちの教室をかかえる一方で、各企業とのコラボレート、料理教室や食卓芸術の外部講師としても活躍中。女性誌やライフスタイル誌を始めメディア取材も多い。著書「ル・サロン・ブランの本格パン」(主婦と生活社)「Le Salon Blanc ランチタイムのおもてなし」(ハースト婦人画報社)アメブロ:http://s.ameblo.jp/salon-blanc/

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