こだわりの手法を貫いて作った愛媛の「温州みかんドレッシング」

こだわりの手法を貫いて作った愛媛の「温州みかんドレッシング」

記事詳細


紹介している商品


農家の想いがつまった安心・安全・無添加の商品

“愛媛県といえば?”と、聞かれて多くの方は「みかん」と応えるのではないだろうか。

そのイメージ通り、温州みかんの収穫量は全国2位、そして、かんきつ類全体の収穫量、品種数においては共に日本一と、愛媛県はまさに「かんきつ王国」という名に相応しい実績を誇っている。私自身、そのイメージをもつ者の一人だったが、愛媛県を訪れ、その印象はますます強くなった。

電車からも、瀬戸内海や宇和海に面した山の急斜面に広がる、みかん畑の景観が美しくも、愛くるしい。この急斜面こそが、美味しい柑橘が育つ理由のひとつだ。歴史も深く、愛媛県内には200年以上に渡るみかん栽培の歴史を持つ場所もあり、愛媛県内の青果市場には美味しい柑橘が、沢山持ち込まれており、東京の青果市場とは異なり、圧巻だ。香りからも栄養が摂れるのではないかと思うほど。

そんな、「かんきつ」をもっと多くの方に、そして、おいしく召し上がっていただくべく、2014年8月11日に道後温泉商店街に「10×CAFÉ(テンバイカフェ)」がオープンした。1階、2階と展開しており、1階の中央には、様々な種類のみかんが山積みになっており、ここからサイズに応じてみかんを選び、カウンターに持ち込むとその場でジュースに絞ってくれる。まさに「生絞りみかんジュース」が堪能できる。東京でこそ、そのようなスタイルが流行っている場所もあるが、道後温泉街には今まで無かったスタイルのようで、地元の人にも観光客にも年齢問わず気軽に楽しめる親しみやすいカフェになっている。

「10×CAFÉ(テンバイカフェ)」では、100%生搾りジュースはもちろん、パスタやピザをはじめ、マフィンなどみかんを使用したお菓子など、地産地消にこだわったメニューを提供しており、テイクアウト、イートインのどちらにも対応している。(一部メニュー除く。)

温州みかんの果汁をふんだんに使用した「温州みかんビール」はビールとは思えないほどフルーティ!グラスがすぐになくなってしまった。また、そこで発見した「温州ドレッシング(野菜ノンオイル)」に目をひかれ、購入。

東京に戻り、早速使用したが、これが絶品だ。素材の甘みに加えて、甜菜糖を使用。おだやかな甘みが特徴で、ノンオイルなのだが、ノンオイル独特のぱさつき感は感じない。素材がフレッシュだからだろうか。その分、製品自体の賞味期限が短いということもあるが、製品の品質にこだわっているのだから、当然と言えば当然だ。食べてみていただければ、頷けるおいしさで、250mlの製品も数日でなくなってしまった。

道後温泉商店街に訪れた際は是非、お立ちよりいただきたいスポットだ。東京・赤坂 アーク森ビル3階にも「10×スタンド アークヒルズ店」が展開されており、生搾りジュースやジェラートが味わえる。空の太陽、海の照り返し、石垣の温もり、さらに海からの風通しの良い環境が育てた「かんきつ」のおいしさに惚れ惚れしてしまう。

※掲載情報は 2015/05/02 時点のものとなります。

  • 9
ブックマーク
-
ブックマーク
-
この記事が気に入ったらチェック!
こだわりの手法を貫いて作った愛媛の「温州みかんドレッシング」
ippin情報をお届けします!
Twitterをフォローする
Instagramをフォローする
Instagram
Instagram

キュレーター情報

高橋善郎

料理研究家

高橋善郎

1988年7月14日 神奈川県川崎市出身。

和食料理人の父の影響で、幼少期から実家の店舗で料理の基礎を学ぶ。
大学卒業後、大手食品メーカー、IT会社に勤務しながら、本格的に料理の勉強を始め、調理師免許、きき酒師、ソムリエなど食に関する資格を取得。
日本酒ソムリエの上位資格である、日本酒学講師においては史上最年少で合格。
祐成陽子クッキングアートセミナーを卒業後、独立。
素材の持ち味を活かした和食をベースに、エスニックからイタリアン、オーガニックと幅広いジャンルを得意としている。
著者、関連本は宝島社「魔法のココナッツオイル」、エイ出版社「イケ麺レシピ」、企業のレシピ開発、イベント出演等活動中。

和食専門料理教室 / 日本一魚がさばける料理教室「Family」主宰
和食の基本である、だしの取り方、だしを使い素材の味を活かした料理作成、魚のさばき方等を中心にレクチャー。

【保有資格】
日本酒学講師 / 唎酒師(ききさけし) / ソムリエ(ANSA) / ジュニア野菜ソムリエ / ビアアドバイザー / ジュニアアスリートフードマイスター / 調理師免許 / 食品衛生責任者

次へ

前へ