ハンガリーのクリスマス伝統菓子はクリームじゃないロールケーキ

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ドライフルーツやナッツを練りこんだハンガリーのクリスマス菓子「ベイグリ」

ハンガリーのクリスマス伝統菓子はクリームじゃないロールケーキ

世界遺産にも登録されているハンガリーの首都ブダペスト。クリスマスの季節は、住宅街の静かな雰囲気と王宮が魅力のブダ地区に比べて、商店や繁華街が多いペスト地区が華やかなお祝いムードが溢れます。国立オペラハウスでは、連日「くるみ割り人形」の演目が行われ、教会や聖堂では連日コンサートが催されてとクリスマス前は街中で冬の芸術を楽しむ人々で溢れるのが街の風物詩となっています。

ハンガリーのクリスマス伝統菓子はクリームじゃないロールケーキ
ハンガリーのクリスマス伝統菓子はクリームじゃないロールケーキ

シーズンに向けてクリスマスマーケットが開催されて、お肉、キャンドル、ドリンク、スイーツなどクリスマスにまつわる物が販売され非常に賑わいクリスマスのお祝い気分を盛り上げます。

そんなハンガリーではクリスマスと復活祭には、ベイグリと呼ばれるロールケーキを食べます。ロールケーキといっても日本のロールケーキとは違い、中にクリームが入っているものではありません。胡桃やレーズン、芥子の実などのドライフルーツやナッツを練りこんだケーキで、中にはパンに近いものも。材料に使われる芥子の実は独特の食感で、甘みも抑えられた味わいです。いつもと違ったクリスマススイーツで東欧ハンガリーのクリスマスの気分で祝ってみるのもいかがですか?

ハンガリーのクリスマス伝統菓子はクリームじゃないロールケーキ

【世界のXmasスイーツ】

明日(12/12)はポルトガルのクリスマススイーツをご紹介します。

※掲載情報は 2014/12/11 時点のものとなります。

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ハンガリー大使館

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中欧に位置するハンガリーは、アジアに起源をもつ騎馬民族であったマジャル人が良質な牧草地を求め現在の地へ何百年もかけて移動し、定住したユーラシア大陸のもっとも西に住むアジアの民の暮らす国で、もっとも東に住む日本人を尊敬する親日的な人々が多く暮らす国でもあります。首都ブダペストは、ドナウの真珠とたたえられている美しい街で、日本人旅行者から「この街を歩いているだけでいつの間にか微笑がでる」との感想も寄せられました。日本の1/4の国土に9つの世界遺産を始め見所やグルメ、ワイン、温泉、音楽などが凝縮されており、訪れる旅人の五感を満たします。食という多様な切り口で皆様にハンガリーの魅力を存分に知っていただけるよう情報を発信していきます。

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