日本に恋したパリの名パン職人が初出店したこだわり新店 自由が丘の「リチュエル」

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25年前に日本に恋に落ちたシェフの作った念願の海外一店舗目。

日本に恋したパリの名パン職人が初出店したこだわり新店 自由が丘の「リチュエル」

先月21日に自由が丘にオープンしたてのブーランジェリー、RITUEL par Christophe Vasseur。インターネット上でもオープン前から話題になっていたこのお店ですが、私の地元の新スポットであり、個人的にヴィエノワズリーが大好きという事もあって、早速訪れて参りました。私の専門ではありませんが、パン作りを勉強した者として、特にクロワッサンのようなラミネーションというバターと生地を幾層にも重ねて焼き上げる技を使ったパンは素材や製法によって全く違う出来上がりになるので、とても興味があるのです。

 

開店したばかりの店内は、白で統一され、入り口には大きな窓のついたキッチンがあり、まさに生地が成形される所を間近で見る事が出来ます。突き当たりには曲線のショーケースにずらりと焼きたてのパンが並び、店員さんが商品を取って包んで下さるのですが、この時、好きな焼き加減や形のパンを自分で指をさして選ぶ事が出来るのです。店員さんによると、一つ一つ手作りなので若干の焼き加減の違い等もお客さんの好みによって選ぶ事が出来るようにされているとの事、とても嬉しい配慮です。私は甘すぎるものがあまり得意ではないという事をお伝えすると、ビターチョコレートとピスタチオを練り込んで焼き上げたうずまき模様が鮮やかで楽しい「エスカルゴのショコラ・ピスターシュ」をおすすめして頂きました。その他に今回は定番のクロワッサンとクリームを練り込んでツイストした、ル・サクリスタンを購入致しました。

 

生地の表面はザクっと音がする程しっかと焼き上げてあり、中の層は繊細で、練り込まれたクリームやペーストの味が甘過ぎないので濃いバターの味とのバランスがとっても良く、どちらもしっかり味わう事が出来ます。おすすめいただいたショコラ・ピスタージュも、本当に上品な甘さで、食べ応えも充分でした。

 

幸運な事に、パリからオープニングにあたって来日中のクリストフ・ヴァスールシェフも日中店頭にいらっしゃるという事で、改めて、直接色々なお話を伺う事が出来ました。フランスでも権威ある数々の賞を受賞されているシェフは、とっても気さくで優しい方でした。私がとても感動したのは、シェフの素材への深いこだわり。ローカル、オーガニック素材にこだわり、この初海外進出の日本の土地では日本の本当に良い素材を厳選して使用しているのです。それは「美味しい事、健康的である事、自然への敬意を感じさせる事」という彼の哲学にもぴったりと当てはまります。ラブストーリーだという日本という国との出会いは25年前で、日本人の器用さや繊細な味覚に衝撃を受け、日本であれば海外進出をしてみたいという願いもあり4年前程前から構想があったとの事。素材をはじめ、手の込んだ伝統的な製法をつつみ隠さずお客さんに公開している事からも商品への愛情と自信が伺えます。

 

これから、季節によって限定の種類も随時登場する予定との事。日々のちょっとした贅沢に、お呼ばれへのお土産にもぴったりではないでしょうか?本場のシェフが認めた日本の有機素材で作られたヴィエノワズリー。ぜひ一度ご賞味下さい。

※掲載情報は 2015/09/03 時点のものとなります。

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キュレーター情報

鈴木ありさ

ケーキデザイナー

鈴木ありさ

幼少時代からアートや海外のパーティーに興味を持ち、大学ではビジュアルアートを専攻。学生時代に訪れたボストンでケーキビジネスの存在を知り、日本にもスペシャルティーケーキの文化を広める存在になる事を決意。本場の技術を学ぶため、NYにあるThe Culinary Institute of America ペイストリーアーツ学科に進学。ケーキデコレーション第一人者であるBetty Van Norstrand氏と全米最高峰との呼び声も高いケーキデザイナー Ron Ben-Israel氏の元で学ぶ。二年次には学校代表でコンペティションでのセンターピースを任され金賞と最優秀賞と獲得。卒業後、元ファッションデザイナーCharlotte Neuville氏のケーキビジネスに一から携わりシニアアシスタントとして約2年間様々な作品制作を任される。2014年1月より5年ぶりに日本帰国。日本へSpecialty Cakeの文化を届けるという留学の本来の目標を達成すべく、独立。ウエディングやイベントでのデザインケーキ、デザート製作と共に、雑誌やウィンドウディスプレイ様の展示や撮影を目的としたケーキも製作している。

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