日本で初めて低温殺菌牛乳を生産 島根県出雲市「木次乳業」の乳製品詰め合わせ

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雲南市を代表する企業と言えば「木次(きすき)乳業」

島根県は雲南市。出雲大社の南方の山間の町、といえばイメージが湧くかもしれない。このところUターンやIターンや地域産品、そして「観光資源の開発」で多くのメディアで取り上げられているところでもある。そもそも「たたら製鉄」が有名で、映画もののけ姫の舞台ともなったと言われる町でもある。そして今もひそかに来年夏公開の映画が撮影されている町でもある。

日本で初めて低温殺菌牛乳を生産 島根県出雲市「木次乳業」の乳製品詰め合わせ

雲南市を代表する企業と言えば「木次(きすき)乳業」だ。日本で初めて低温殺菌牛乳を生産し、今もそのポリシーを貫き、手間はかかるがホンモノを追い続けている経営理念がはっきりしている優良企業でもある。

日本で初めて低温殺菌牛乳を生産 島根県出雲市「木次乳業」の乳製品詰め合わせ

日登牧場で放牧されている牛たちの気性は穏やかで、私もなんども仔牛にミルクをやりに行ったものだ。牛乳の美味しさはもとより、ヨーグルト、チーズ、バターなどどれもすでに人気のある商品ばかり。ナチュラルハウスや伊勢丹、そして日本橋島根館などでは入荷と同時に完売というのも決して珍しくないほど。

 

小さいお子さんには低温殺菌のミルクを。ヨーグルトは砂糖を使わずに原材料そのものの甘さをベースにしているほどのこだわりよう。これ以上の無添加製品はないのではないだろうか。日常の贅沢ですね、と言ったら、「こちらでは普通ですよ~」と木次乳業の加納部長は笑う。

 

牛乳もヨーグルトもあまり冷やし過ぎずに、常温よりもやや冷えている状態で口にするとすーっと身体を伝って全身に染みわたっていくことがわかるはずです。決して「濃い」味わいではありません。「ピュア」という言葉がぴったりかもしれません。

チーズも素朴なシンプルな味わいで食べ飽きることがありません。日本のチーズの本質的な自然な、飾り気のない味わいが楽しめると思います。

私が知る限り、木次乳業を超える乳業会社は知りません、といっても過言ではないのです。


現地でいただきたいが、東京でも、ネットでもホンモノの入手は可能だ。ぜひお勧めしたい。

※掲載情報は 2015/11/08 時点のものとなります。

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キュレーター情報

嶋啓祐

フードビジネスデザイナー

嶋啓祐

全国の農村漁村をくまなく巡り、そこで使うホンモノの素材を探すことをライフワークにしています。ホンモノはいつも隠れています。全国の肥沃な土地で、頑固で不器用な生産者が作る「オーガニックな作品」を見つけて、料理人が少し手を加える。それが「ホンモノの料理」になります。毎月地方に足を運び、民泊に泊まり、地元の方々とのコミュニケーションを作るのが楽しみです。自然豊かな日本全体が食の宝庫です。自然、風土、生産者、素材、そして流通と料理人とその先にいる顧客。食に関わるすべての方が幸せになるような「デザイン」を仕事にしています。1963年に北海道は砂川(日本一になった美味しいお米ゆめぴりかの産地)で生まれ、18歳上京。大好物はイクラ、クレソン、納豆、ハーブ、苦手なのは天津丼などあんかけ系、豚足、焼酎。趣味は全国の神社巡りとご朱印集め。2018年より自宅料理コミュニティ「ビストロ嶋旅館」を主宰。

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