アイスクリームの元祖!椰子の花蜜使った、深く濃いアラビアンジェラート

アイスクリームの元祖!椰子の花蜜使った、深く濃いアラビアンジェラート

記事詳細


紹介している商品


かき氷やアイスクリームの起源はアラビアにあった!

冷たくて甘いスイーツは大好きな人は世界中にいます。シャーベットの原型はアラビアで誕生した「シャルバード」なのだとか。歴史は古く、ローマ帝国時代にジュリアス・シーザーは山から雪や氷を運ばせ、それに果汁や蜜、牛の乳などを混ぜたものを好んだとされるのだとか。

 

ワインも当初からあったので、ワインシャーベットも堪能したとされています。現代のおしゃれシャーベットは、既にこの頃からあったのですね。

アイスクリームの元祖!椰子の花蜜使った、深く濃いアラビアンジェラート

チンギス・ハーンは自分の父親の病気の妙薬として、シャルバートを食べさせていたと言われています。

 

さらに東方見聞録で有名なマルコポーロは、今のアイスクリームの原型のアイスミルクをヨーロッパへ持ち帰り、それが後にイタリア全土に広まり、今のイタリアンジェラートに発展していったのだとか。当時のアイスミルクは、おそらく今よりもシンプルでサラッとしていたでしょうね。手作りでアイスクリームを作ると、今でもそんな食感になりますね。

 

さらに16世紀には、イタリアのメディチ家のカトリーヌ王女がフランスに嫁いだパーティで生フルーツのシャーベットが振る舞われ、フランス貴族が絶賛したとか。

食べたらキレイに?砂糖不使用の深い味わい

アイスクリームの元祖!椰子の花蜜使った、深く濃いアラビアンジェラート

歴史上の人物も愛したアラビアの氷菓を再現した、アラビアンジェラート。砂糖を使わず、自然の果物と椰子の花蜜で甘さを表現。色目はだからこその自然な素材の色。口に入れると、その見た目のシックさとは真逆の濃厚で深い味わいに、なんだかアラビアの時代に舞い戻った気までしてしまう。なんとも不思議で、食べたらキレイになりそうな。どんな人にも嫌がられないヘルシージェラートです。

 

画像は、薄い色目がマンゴー、濃い色はプルーンです。

※掲載情報は 2016/06/15 時点のものとなります。

  • 16
ブックマーク
-
ブックマーク
-
この記事が気に入ったらチェック!
アイスクリームの元祖!椰子の花蜜使った、深く濃いアラビアンジェラート
ippin情報をお届けします!
Twitterをフォローする
Instagramをフォローする
Instagram
Instagram

キュレーター情報

小倉朋子

(株)トータルフード代表/トータルフードプロデューサー

小倉朋子

(株)トータルフード代表取締役/亜細亜大学講師/「食輝塾」主宰/日本箸文化協会代表/農水省関東農政局食育推進ネットワーク幹事/ジャパンビアソムリエ協会マナー顧問/(社)エチケット・マナー協会理事

来世も再来世も食の仕事を!生粋の食マニア。トレンド、食文化、お取り寄せ、マナー、ダイエット、食育、伝統食…専門は広く、多角的に食の提案しています。どんなメニューも可能、店舗、食品関連のメニュー開発から一連のフードプロデュース多数。世界の食事マナーと食を総合的に学び生き方を整える「食輝塾」主宰。20年近く一度も同じ内容せず毎月開催を更新中!

●メディア
NHKラジオ番組3年以上レギュラー講師、日テレ「世界一受けたい授業」、テレビ朝日「芸能人格付けチェック」、はなまるマーケットなど出演、新聞、雑誌連載

●著書
『私が最近弱っているのは毎日「なんとなく」食べているからかもしれない』(文響社)、『世界一美しい食べ方のマナー』(高橋書店)、『愛される「ひとり店」の作り方』(草思社)、『「いただきます」を忘れた日本人』(アスキー新書)、『グルメ以前の食車マナーの常識』(講談社)ほか、ベストセラー多数

次へ

前へ