なんと創業150年以上!老舗の中の老舗が作る由緒正しき北陸の土産

なんと創業150年以上!老舗の中の老舗が作る由緒正しき北陸の土産

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日常の中で「老舗(しにせ)」という言葉をよく耳にすることがあるかと思いますが、実は「数代続いて繁盛し、有名になっている店」と定義はあいまいで、「100年以上の歴史がないと老舗ではない」とも言われることもあります。そこで今回は、100年と言わず、150年以上も続く老舗の中の老舗の手土産を「日本海沿岸の地方勢力」として、他の地方からは半ば独立した歴史を歩んで来た「北陸地方」から選んで3つご紹介します。少なくとも幕末前から創業されている老舗の味は、長い歴史とともに育まれた由緒正しきものであることは間違いありませんね。

1:【創業1752年(宝暦2年】】富山「薄氷本舗 五郎丸屋」のT五(ティーゴ)

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富山県小矢部市にある「五郎丸屋」は、創業は江戸中期の1752年という由緒ある老舗和菓子店。現在のご店主さんで16代目というから驚きです。こちらの代表銘菓「薄氷(うすごおり)」は、富山特産の新大正米を使用した薄い煎餅に、阿波特産の高級和三盆糖を独特の製法で刷毛塗りして作られたお菓子。なんと、藩政時代には加賀藩主前田公から幕府に献上されたりしていたそうです。

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2:【創業1865年(慶応元年)】石川「不室屋」の加賀生麩 あわ麩

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石川県金沢市にある「不室屋」は、創業が慶応元年(1865年)で、「加賀麩」と呼ばれる、独特の「麩」を作り続けている店舗。「生麩」です。生といっても蒸し上げたタイプ。形としてはかまぼこみたいな見た目がとても素朴でいいですね。様々な食べ方がありますが、「切ってから少し炙って、やや甘めな白みそ仕立てのたれをかける」田楽スタイルがおすすめです。

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3:【創業1838年(天保9年)】富山「大野屋」の高岡ラムネ

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富山県高岡市にある「大野屋」は、高岡の通称「山町筋」で菓子屋を営み続け現当主で9代目。万葉の歌人・大伴家持の歌に因んだ銘菓を中心に、四季折々のお菓子など多数取り揃えています。そこで、今人気を博しているのが、和菓子の木型を使い、富山県産コシヒカリの粉末粉や国産素材を組み合わせて作られた、一見落雁と間違えるような見た目のラムネ。高岡文化の新旧を織り交ぜた「高岡ラムネ」は、「大人が愉しめるラムネ」として、これからの時代を代表する銘菓になりそうですね。

※掲載情報は 2016/06/03 時点のものとなります。

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