噂には聞いていたけれど午前中に売り切れる「清寿軒」の大判どら焼き

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そもそもどら焼きは皮が美味しいのか餡が美味しいのか!

日本橋からほど近い人形町は和菓子の老舗の多いところ。その中でも創業156年を超える老舗清寿軒のどら焼きはいきなり行っても買えない事がある。風情のあるお店は地下鉄人形町の駅から歩いて5~6分のところ。4人も入ればいっぱいになる狭い店内だ。予約なしで行ったこの日に買えたのは「大判どら焼き」。形が特徴的な「小判どら焼き」はすでに売り切れだった。

 

どら焼きの皮は全て手焼き。材料は卵、砂糖、小麦粉、小豆、蜂蜜、みりん。一切妥協はない。砂糖は純度が高くあっさりとした味わいの白ザラメを使い、餡用の小豆は北海道十勝産。蜂蜜は100%純粋なものを使用しているため口どけが良い。高温で香ばしく焼いた皮はしっとりとしている。この厳選された素材の良さを生かすために、小豆は5~6時間かけてゆっくり火を通し、餡は豆をつぶさないように手で練っている。甘さも最後に口に残らないさっぱりとした甘さで甘いものが苦手な人にもお勧め出来る。そして焦げ目が付く位焼いた皮の色に特徴がある。職人が手間を惜しまず手作業で作られるどら焼きは、香ばしく焼いた皮と小豆餡のほど良いバランスが良い。だから皮も餡もどちらも美味しい。すべて手焼きの為、数量限定で販売している。

噂には聞いていたけれど午前中に売り切れる「清寿軒」の大判どら焼き

※掲載情報は 2016/03/17 時点のものとなります。

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キュレーター情報

石野衣絵子

パンシェルジュ

石野衣絵子

パンと菜食料理教室「る・くりま」主宰。各種天然酵母で作るパンとゆるいマクロビをベースにした菜食料理が得意。日々作るパンや料理は、美味しくそして安全であるべきだと考えています。素材選びと素材が持つ力を信じて、引き算で作る工夫がいっぱいのレシピが好評。料理教室やパン教室に通うのが趣味だったのですが、気が付いたら教える立場になっていました。教室運営の傍ら、企業向け講師・区民講座・レシピ開発・調理指導委託業務。リマ・クッキングスクール師範科卒業。みそソムリエ。調理師。

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