2015夏限定!葉山マーロウの晩白柚×アブソルートウォッカで作った大人のジュレ

2015夏限定!葉山マーロウの晩白柚×アブソルートウォッカで作った大人のジュレ

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プリンだけじゃない!葉山の名店が仕掛けるこの夏の限定商品

葉山と言えば、マーロウ。というくらい、熱狂的なファンが多い神奈川を代表するお店の一つ。ここで何と言っても有名なのは1984年の創業以来、製法や食材にこだわってコツコツと作り続け、今や1日に2,000個以上も売れるという、地元に愛されている名物のビーカープリンです。

 

直営店もカフェ&レストランの秋谷本店を筆頭に、横須賀、葉山、逗子、横浜エリアとショップを構え、神奈川に特化したブランド展開をしており、看板商品のビーカーも県内の観光地をテーマにしたり、企業とコラボしたり毎年変わるカラフルな絵柄など、コレクターも多く存在しています。海を眺めた帰りに立ち寄ったりと、神奈川らしいシーサイドの世界観(マーロウのような、海外の空気を感じさせ、本物志向、上質なイメージであるけれども、決して肩肘張り過ぎない絶妙なリラックス感)が幅広い層のファンの心をつかんで離さない理由なのかなと思います。大好きなお店です!

2015夏限定!葉山マーロウの晩白柚×アブソルートウォッカで作った大人のジュレ

今回ご紹介したいのは、看板商品のビーカープリンではなく、季節限定の夏らしい一品。

 

グレープフルーツのような香りが特徴で、果実の直径が25cmほどにもなり、世界最大の柑橘類とも言われるザボンの一品種「晩白柚(ばんぺいゆ)」と、スウェーデンで100年以上の伝統を持ち世界的なスピリッツブランドとして知られる「アブソルートウォッカ」、さらに塩を加えて仕上げた贅沢な大人のジュレです。見た目の涼しさが期待を高めます!

2015夏限定!葉山マーロウの晩白柚×アブソルートウォッカで作った大人のジュレ

晩白柚についてちょっと説明をすると、国内生産量の97%を誇るのが熊本県八代市。日本には1920年に地元出身の植物学者、島田弥市が現地で食べた時の美味しさに感動し、サイゴンの植物園から株を分けてもらい伝来。1930年に台湾から鹿児島県果樹試験場に導入され、最適産地の熊本県八代市で改良が行われ、現在は八代市の特産品となっています。2005年には4,858gの晩白柚が「柑橘類ザボン区分で世界一」として認定されました。サイズもさることながら、都内のフルーツ専門店などでは1玉3,000円ほどで販売されるという、何とも珍しく贅沢なフルーツなのです。

2015夏限定!葉山マーロウの晩白柚×アブソルートウォッカで作った大人のジュレ

晩白柚の果汁にはビタミン類やクエン酸を多く含んでおり、夏の暑さや紫外線のダメージを回復するには効果的。マーロウでは旬の冬から春先にかけてとれた産地の旬のおいしさをそのままとじ込めたペーストを使用。ジュレには身だけでなく、皮やわたもそのまま使っていますので、晩白柚の美味しさの特徴でもあるホロリとした苦味も含め果実の味わいが丸ごとつまっています。ウォッカと塩が晩白柚の香りをキュッと引き立てており、冷蔵庫でキンキンに冷やして口に運べば、暑い夏の日にピッタリの大人のデザートですね。

2015夏限定!葉山マーロウの晩白柚×アブソルートウォッカで作った大人のジュレ

そして、マーロウファンにはお馴染みですが、オーブンや電子レンジにかけられる耐熱ビーカーにぴったりとはまるパッキン付きの蓋も合わせてどうぞ。食べ終わったあとのビーカーをジャムや調味料入れなどにも使えたりします。電子レンジにも5分ほどでしたら蓋付きのままかけられるというスグレモノなので料理にもOKです。我が家ではピクルスを漬けています。

 

まだまだ厳しい暑さが続く夏ですが、こんな夏らしい一品で暑さを美味しく楽しんでも、またいいですよね!

※掲載情報は 2015/08/07 時点のものとなります。

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キュレーター情報

西田誠治

ヤムヤムソウルスープキッチン代表理事

西田誠治

特定非営利活動法人Yum! Yam! SOUL SOUP KITCHEN 代表理事、6次産業化プランナー。日本初のコンセプト「日本列島47都道府県 meets タイ王国77県」をテーマに、全国各地のローカルの魅力をタイ料理をフィルターにして新たに引き出し、各地の食や観光、人の魅力をわかりやすく世界へ発信。インバウンド&アウトバウンドの活性化を47都道府県に提供している。現在までに15県、6市町村をテーマにした地域交流のためのタイ料理イベントをタイレストランや料理人と連携して開催。産地交流のための独自の場作りを通じて、日本とタイの食の魅力を幅広い世代、地域へ積極的に伝えている。タイ国政府商務参事官事務所、タイ国政府観光庁後援事業、内閣府地域社会雇用創造事業(平成23年度)認定事業。

現地取材を通じて産地との交流を作りながら、デザイナー、プロデューサーとして全国の一次産業支援も積極的に手掛けている。食用いぐさ「ゆいのくさ」のブランディングと海外展開支援(熊本県)、雹害りんご農家の支援を「雹kissりんご」プロジェクト(青森県)として立ち上げるなど、産地支援活動を全国各地で手がけている。

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