長さ1.8mの守口大根を3年かけて漬け込んだ守口漬で作る和風ディップ

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漬物を使って和風ディップに

長さ1.8mの守口大根を3年かけて漬け込んだ守口漬で作る和風ディップ

守口大根とは、長さ1m80cmにもなる日本一長い大根です。根の伸長があるため特定の土壌しか育たない珍しい大根です。その主産地は、愛知県丹羽郡扶桑町の木曽川河畔。ここでは毎年9月に種をまき、その約90日後に収穫され、日本一の長さを誇る大根になるのです。この大根を塩で2回、酒粕で2回、さらに仕上漬と合わせて5回も漬け込みをしているのが、大和屋の守口漬。種まきから出荷までなんと3年もかかるそうです。その年月によりべっ甲色の輝かしい、漬物の宝石とも呼ばれる守口漬になります。

 

たっぷりの粕をまといしっかりと漬け込まれた守口漬は、水洗いせずにふきんなどで粕をとるだけでよく、風味があり美味しくいただけます。お茶漬けやごはんにのせて、またそうめんの薬味にも美味しいですし、お酒のおつまみにも最適です。ポリポリと歯ごたえもよく、ついつい摘まんでしまうおいしさ。

長さ1.8mの守口大根を3年かけて漬け込んだ守口漬で作る和風ディップ

いつもはそのままをお茶請けなどで食べることが多いですが、今回は目先を変えてディップにしてみました。守口漬を細かく切り、ここへマヨネーズとオリーブオイルを混ぜるだけで和風ディップになります。生や茹でたお野菜に付けて食べれば、まろやかさの中にも粕の風味がのこり、野菜もたっぷり食べられます。普通の野菜スティックのおしゃれなものになりますね。

 

残った酒粕は、もう一度だけ野菜などの一夜漬けに使うことも出来ます。また、魚の切り身などを2〜3日つければ、美味しい粕漬にもなります。契約農家で時間をかけて作られる守口大根。この大根を独自の風味でしっかりと漬け込んだ守口漬。是非試してみてください。

※掲載情報は 2015/05/21 時点のものとなります。

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キュレーター情報

尾田衣子

料理研究家/オリーブオイルソムリエ

尾田衣子

ル・コルドンブルー東京校卒業。料理ディプロムを取得。 その後、イタリア・フィレツェに渡り、家庭料理を学ぶ。 現在、フランス・イタリア家庭料理ベースの簡単にできるおもてなし料理、オリーブオイル中心の食事ヘルスケア料理、食育を取り入れた親子教室を中心に杉並区(西荻窪)にて料理教室「Assiette de Kinu(アシェット ド キヌ)」を主宰。
また、外部講師を始めTV出演、雑誌・企業へのレシピ提供なども行う。著書に『あまったパンで魔法のレシピ』世界文化社。『うち飲み女子の友』ぶんか社。『家族がよろこぶ「スマイル弁当」』土屋出版 等
薬味食堂(朝日新聞出版)ねぎ、大葉、生姜……そして今、人気のパクチーなど、おなじみの薬味を使った組み合わせが絶妙な料理を豊富に紹介。「ただのせる」だけではない薬味ざんまいの絶品レシピが満載。
http://books.rakuten.co.jp/rb/14282970/

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