漫画「美味しんぼ」でも紹介された「仙台勝山館ソーセージ 粕漬け」

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酒蔵が考える本当においしいソーセージとは

宮城県仙台市で現存する唯一の伊達家御用蔵「勝山」。この蔵は元禄年間に伊達家六十二万石の城下町仙台で創業して以来、仙台を代表する銘醸蔵元であります。長い間御用蔵の暖簾を守り続ける蔵で、美酒・美食にこだわった酒蔵でもあります。

 

この勝山さんが巷で見かけるソーセージの原材料表記を見ると、発色剤・結着剤・食品添加物の他に、味を補強するための酵母エキス、ポークエキスなど各種エキス等の添加や、結着を補強するための水飴や小麦粉等を加えるといった製法が見受けられ、これを一切排除したソーセージを開発しました。

 

その添加物をなるべく入れない純粋なソーセージに、酒蔵ならではの酒粕を使い、粕漬けにしたソーセージが「仙台勝山館ソーセージ 粕漬け」です。

 

フライパンに油を引いて焼いた時の、酒粕が油と混ざって出る何とも言えない香ばしい香りと肉の焼ける香りは普通のソーセージでは味わう事出来ない芳醇な香りです。さらにこの香りだけでご飯3杯は食べられそうなくらい、日本人の食欲をそそる濃密な香りとなっています。味わいもナチュラルなソーセージのジューシーな旨みと、酒粕の持つアミノ酸の持つ旨みが混ざり合い、何とも言えない複雑な旨みに昇華しています。

 

この勝山と言う蔵は、私が東京農業大学醸造学科の学生だった時代に、恩師の小泉武夫先生の指導のもと、「大学生の大吟醸」プロジェクトで修行させていただいた蔵でもあります。

 

漫画「美味しんぼ」でも取り上げられたこのソーセージ、ぜひ味わってみてください。

※掲載情報は 2015/12/09 時点のものとなります。

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キュレーター情報

久慈浩介

株式会社南部美人 南部美人五代目蔵元

久慈浩介

1902年創業の岩手の地酒「南部美人」の五代目蔵元です。南部美人の銘柄の由来は「南部」は廃藩置県前の岩手が「南部藩」だったこと、「美人」は命名した戦後、日本酒のクオリティーが低く、美しい酒を造りたいとの願いを込めて、「南部の国の美人の酒」で「南部美人」と命名しました。私たちは「世界中で日本酒で乾杯!」を目指し、1990年代から日本酒の海外輸出に取り組んでいます。現在では日本国政府のクールジャパンの後押しもあり、世界中で日本酒は盛り上がっています。そして、特許を取得している砂糖などの甘味原料を一切使わない「糖類無添加梅酒」をはじめとする様々な糖類無添加リキュールも開発しております。日本国内の鑑評会、そして世界の酒類のコンクールなどで多数の金賞を受賞。「笑顔あふれる明るい酒」を目標に、若き蔵元と若き南部杜氏が究極の日本酒造りを目指し、北の大地の岩手で頑張っています。岩手の素晴らしいもの、そして世界の素晴らしいもの、さらには同じ酒蔵の仲間の醸す素晴らしいお酒をどんどん紹介していきたいと思います。楽しみにしていてください。

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