送り先のTPOに合わせて選ぶ手土産

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“いわれ”や“ストーリー”も大切に

私の所属している部署では、手土産の手配は多いです。お相手が個人で、お好みがあらかじめわかっていれば、例えばワインなどを用意することもありますし、職場のみなさんで召し上がっていただくことが前提であれば、個別包装がされていて取り分けやすい物を選ぶようにしています。会食ならお会いする相手が出張で来られているのか、都内にお住まいなのかも考えます。接待のゴルフにも手土産は欠かせないので、そのような場には日持ちのするもの、持ち運びやすいもの、そして季節感も意識しながら選んでいます。また、私の上司は甘い物が得意ではないため、なぜこの品物を選んだのかという説得材料として、“夏目漱石の小説の中に出て来たお菓子”など、ちょっとしたウンチクや、その商品のいわれを伝えるようにしています。そうすることで、渡したお相手との会話にきっかけにもなると思います。

あまりの美味しさに配って歩いた手土産のクッキー

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どんな品物でも大変ありがたくいただきますが、中でも「レストランよねむら」の『よねむらオリジナルクッキー』をいただいた時は、あまりの美味しさに、みんなにも食べて欲しくて職場で配って歩きました。トリュフを使ったクッキーが特に美味しかったです。京都の祇園に本店がありますが、日本橋の「COREDO室町2」に直営ショップがオープンしたので、直営店限定のフレーバーもあり、何かと足を運んでいます。

年に2回は自分へのご褒美として、憧れのレストランへ

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上司のために会食の場を探すことは多々ありますが、どれも私自身がプライベートで気軽に利用できるようなお店ではありません。でも、ボーナスが入ったら自分へのご褒美として、以前から気になっていたお店へ食事に行くのが恒例になっています。年2回限定なので、かなり選りすぐってお店を決めますね。今年は麻布十番にある高級割烹の「麻布かどわき」へ行きました。1カ月前からの予約が必要でしたが、さすがのお料理の数々に大満足できました。今まで自分へのご褒美として訪れたお店は、価格もそれなりですが、期待以上のお店ばかりなので後悔したことはありませんね。むしろ、「また半年がんばろう!」という気持ちにさせてくれます。

よねむらオリジナルクッキー

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甘味はもちろん、苦みや辛味まで。素材を生かした個性溢れる12種類のよねむらオリジナルクッキー

米村の感性で手掛けた全12 種類は、いずれも意外性や個性、うれしいサプライズに満ちています。京の老舗茶舗『丸久小山園』のお抹茶を贅沢に使用した「お抹茶」は、茶の香りと苦味、余韻を楽しんでいただきたい一品。サクサクと軽やかな食感、香ばしさ溢れる「ぶぶあられ」(京都 鳴海屋)。ピリリとした辛みとクッキーの甘さが絶妙なバランスを保つ「七味」には、京都・清水『七味家本舗』の、山椒の風味豊かな七味を使用しています。

種類:全12種類

チーズ胡椒・マカダミアナッツ・ぶぶあられ・お抹茶・黒ごま・黒糖きなこ・柚子・ジンジャー・七味・ヘーゼルナッツ・ココナッツ・メレンゲ

※掲載情報は 2015/01/06 時点のものとなります。

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キュレーター情報

森川昌巳

積水化学工業株式会社 秘書

森川昌巳

派遣社員として数年勤務した後、積水化学工業に正社員として入社。2011年からプレジデント秘書を担当、現在に至る。ネットや雑誌などから得る情報のほかに、デパートのお菓子売り場をまめにチェックしたり、社内外の秘書さんとも情報交換をしつつ、新しいお店や珍しいものを探しています。梶井宮御流でいけばなを10年習っていて、伝統的な世界に身をおく先生からは、作法や贈り物の選び方など仕事に役立つこともたくさん教えていただけます。
私の所属している環境・ライフラインカンパニーでは、水道・下水・ガスなどのライフラインに使われるパイプや住宅建材などを扱っています。普段目にすることはないかもしれませんが、私たちの日々の生活に無くてはならない製品・技術で、縁の下の力持ちとして社会に貢献しています。

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