福岡土産 太宰府天満宮 名物「梅ヶ枝餅」を美味しく食べるには?

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美味しさの秘訣は、「パリッとした餅」と「熱々の餡」

福岡土産 太宰府天満宮 名物「梅ヶ枝餅」を美味しく食べるには?

先日、福岡の太宰府天満宮に行って来ました。行ってから気が付いたのですが、その日はちょうど七月七日。境内のところどころに色とりどりの七夕の装飾が施されているのを見て、「七夕(たなばた)」ということを思い出しました。太宰府天満宮の名物といえば、「梅ヶ枝餅」ですが、今回は友達に教えてもらった「かさの家」の「梅ヶ枝餅」をご紹介します。

福岡土産 太宰府天満宮 名物「梅ヶ枝餅」を美味しく食べるには?

おそらく地元の子供達が願いを短冊に書いたと思われる笹を見つけました。短冊を見ると、「フラフープができますように」、「さかあがりができますように」と書いてあります。何か目標を決めて頑張ろうとしている子供たちを思い浮かべると、自分も子供たちを見習わなければならないと思ってしまいました。中には、「いつもいいことありますように」と子供の字で書いてある短冊もありました。願いがあまりに素直過ぎて気持ちが良いです。これには、純粋に同意してしまいました。なんだかんだ言っても、「いつもいいことがある」、大人だってそんな人生を送りたいものです。

 

その後、御本殿に進み参拝しました。天神様にはしっかりと手を合わせ、子供達の短冊を見たせいか、「いつもいいことありますように」と皆さんの気持ちを代弁するかのようにお願いしました。

福岡土産 太宰府天満宮 名物「梅ヶ枝餅」を美味しく食べるには?

参拝を終えて、みやげ屋が立ち並ぶ参道を帰っていると、最初の「いいこと」を見つけました。

 

太宰府天満宮の参道には、名物の「梅ヶ枝餅」を売っているお店がたくさんあります。それぞれお店によって味が少しずつ違うので、人によって「ひいき」の「梅ヶ枝餅」の店があるのです。今回は迷うことなく、友達に教えてもらった「かさの家」に行きました。「梅ヶ枝餅」の由来は、菅原道真公のエピソードにはじまります。道真公が太宰府配流された時に、太政官が道真公に馬や食べ物を与えることを役人たちに禁じました。食べ物にも不自由した道真公の悲惨な暮らしぶりを見かね、近くの老婆が道真公の好物の餅を梅の枝に差して差し上げたらしいのです。その話から、太宰府天満宮の名物「梅ヶ枝餅」が生まれました。

福岡土産 太宰府天満宮 名物「梅ヶ枝餅」を美味しく食べるには?

「かさの家」では、お店の入り口で「梅ヶ枝餅」を焼いており、出来立てのものを一個から買う事が出来ます。出来たての「梅ヶ枝餅」は、熱くて手で持つのがたいへんなくらい熱いのです。外側の餅は意外と薄く、表面が香ばしくパリッと焼き上げられており、裏側の餡を包むほうがしっとりと柔らかいのです。食べると、焼きたての餅のパリパリ感と中身の熱々の餡の柔らかな食感を楽しむことが出来ます。持ち帰ってから食べることを待てずに、出来立ての「梅ヶ枝餅」を店の前で食べたくなるのが納得出来るくらいに美味しいです。

 

しかし、店の前で食べるには太宰府天満宮まで行かなければなりません。

福岡土産 太宰府天満宮 名物「梅ヶ枝餅」を美味しく食べるには?
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持って帰ったり、お土産でもらった「梅ヶ枝餅」を美味しく食べる方法は、いろいろと人によってやり方が違い、レンジで温めたり、オーブンで焼き直したりするようです。

 

たまたま知り合った地元のパティシエの方から教えていただいたのは、レンジとオーブンの併用が、一番良いらしいのです。最初にレンジで軽く餡を温めてから、オーブンで焼き直すらしいのです。オーブンでは温めきれない餡を程よい熱さにし、表面の餅がカリッとします。「梅ヶ枝餅」をお土産でもらったら、ぜひ試してみてください。

※掲載情報は 2015/07/15 時点のものとなります。

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キュレーター情報

荒岡俊行

荒岡眼鏡の三代目 眼鏡店ブリンク店主

荒岡俊行

1971年生まれ。東京・御徒町出身。1940年から続く「荒岡眼鏡」の三代目。
父方も母方も代々眼鏡屋という奇遇な環境に生まれ育ち、自身も眼鏡の道へ。

ニューヨークでの修業を経て、2001年に外苑前にアイウエアショップ「blinc(ブリンク)」、2008年には表参道に「blinc vase(ブリンク・ベース」をオープンさせる。
「眼鏡の未来を熱くする。」をミッションに掲げ、眼鏡をカルチャーの1つとして多くの方々に親しんでいただけるよう、眼鏡の面白さや楽しさを日々探求しています。

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