やわらかいもちもち感がたまらない!足立区「島田屋製菓」の長崎バウムクーヘン

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毎日、パン代わりに主食として味わうのもGOOD!

やわらかいもちもち感がたまらない!足立区「島田屋製菓」の長崎バウムクーヘン

最近はデパ地下でも製造機が設置されてライブ感溢れる雰囲気で焼かれていたりする、バウムクーヘン。原型は紀元前のギリシャで、木にパンを巻きつけたものらしく、日本で登場したのは大正時代。ドイツ人のカール・ユーハイムさんが最初に作成したそうです。昨今は、焼きたての香ばしさをウリにする店、周りにシュガーやチョコレートがコーティングされて甘さを強調する店など、ちょっと洒落た感じというか、高級感すらただよう方向性へとシフトした感がありますが、東京生まれ、しかも東京東部育ちの僕にとってはバウムクーヘンといえば足立区「島田屋製菓」の「長崎バウムクーヘン」。

 

自分で“高級主食”とか“元祖”とか書いちゃっている愛嬌ぶりですが、なんせ1973年創業と、約40年前から人気なので、大目に見ましょう(汗)。他のそれとは一線を画する仕上がりなのです。“もちもち”という表現すら当てはまるほどの、すっごい柔らかさ。小麦粉と砂糖、鶏卵、油脂、コーンスターチのみで作成された、ほんのり甘めな、しっとりカステラのような味わい。実はバウムクーヘンって木の年輪のように焼かれるため、日本では縁起が良い食べ物としてお祝い品になっていたりも。でも、これは夏場なら2週間、冬なら1か月位は“もちもち”なので、パンのような気軽さで毎日ちょこちょこ味わうのもいいでしょう。オーブンで外側だけカリっと焼いて、外がサクサク、中がもちもちという感じもオススメです!

※掲載情報は 2015/08/22 時点のものとなります。

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キュレーター情報

はんつ遠藤

フードジャーナリスト

はんつ遠藤

東京在住。早稲田大学教育学部卒業。海外旅行雑誌のライターを経て、テレビや雑誌、書籍などでの飲食店紹介や、飲食店プロデュースなどを行うフードジャーナリストに。ライターとして執筆、カメラマンとして撮影の両方をひとりでこなし、取材軒数は8000軒を超える。全国のご当地グルメの知識と経験を活かし、ナムコのフードテーマパーク事業にも協力し、現在、東京・大手町のご当地やきとりテイスティングパーク「全や連総本店 東京」の名誉館長も務める。『日経トレンディ』にてトレンドリーダーにも選出。「週刊大衆」「JAL(Web)」などに連載中。また近年は料理研究家としてTVラジオ雑誌などで創作レシピを紹介している。著書は『はんつ遠藤のうどんマップ東京・神奈川・埼玉・千葉』(幹書房)、『おうちラーメンかんたんレシピ30』『おうち丼ぶりかんたんレシピ30』『全国ご当地やきとり紀行』など25冊。

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