お土産に最適な「甘味おかめ」のげんこつくらい大きい手作りおはぎ

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作り立てが嬉しいおばあちゃんのおはぎ

お土産に最適な「甘味おかめ」のげんこつくらい大きい手作りおはぎ

皇居から道ひとつ、甘味おかめは東京の超一等地半蔵門にある。甘味屋として大きな店構えだ。発祥は、昭和20年有楽町、そこに3店舗を構えているが、客が座ると背中が触れ合うような庶民の店だ。おかめのおかみさんは、一度広い店で思う様に甘味作りに打ち込んでみたかったのだという。さて、その店のおはぎ、おばあちゃんの味、そのものだ。とにかく、でっかい。げんこつくらいある。おかみさんの祖母は、客が来たとき、遠慮せずに腹いっぱい食べてもらおうと、でっかいおはぎを作った。

店を構えても、きっぷの良さがこの大きさなのだ。味はと言えば、どこまでもピュアなあずきの味が至福を与えてくれる。水と小豆と砂糖だけで煮ている。普通ならば、塩を入れて甘味を引き立たせるところだが、おかみさんが味わってもらいたいのは甘さではなく、小豆そのものの旨さなのだという。おばあちゃんの人柄が乗り移ったおはぎは、うまさと力強さと懐かしさに満ち満ちている。あんのおはぎは、とびきり旨い。

お土産に最適な「甘味おかめ」のげんこつくらい大きい手作りおはぎ

ごまのおはぎ、黒ごまがさらさらと川を流れるように、香ばしい香りを立てている。きなこもたまらない。そして、季節限定のさくらおはぎ。注文すると、その場で作ってくれる。目の前に登場するのは、出来たてのおはぎなのだ。粒のままのもち米とお店で煮あげた小豆が絡み合い、ほかほかとしてでてくるオンリーワンのおはぎ。4種並べると、まさに、おはぎのパラダイスだ。甘味好きはこの店に訪れると病みつきになるだろう。私はいつもラジオの収録で半蔵門に来ると、おはぎを食べている。ついでにいうと、店で食べるなら蔵王あんみつも外せない。

お土産に最適な「甘味おかめ」のげんこつくらい大きい手作りおはぎ

おはぎ

甘味おかめ

※掲載情報は 2015/04/07 時点のものとなります。

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キュレーター情報

今井彰

小説家・テレビプロデューサー

今井彰

小説家です。
新刊小説「光の人」(文藝春秋)を出版しました。1000人の孤児を救った青年の話で、何度も涙すると、反響をいただいております。是非読んでいただき、感想をお聞かせください。
https://books.bunshun.jp/ud/book/num/9784163908977
「光の人」(文藝春秋)
他には「赤い追跡者」(新潮社)「ガラスの巨塔」(幻冬舎)を出しています。
昔はNHKのエグゼグティブプロデューサーで、プロジェクトX~挑戦者たち~を196本作りました。今でも伝説の番組として大事にしてもらい、ありがたい思いです。
食に関する番組は数多く作ってきましたので、ユニークかつ美味なものをお伝えできると思います。また石川県輪島市の観光大使をつとめ、奥能登の新鮮な食材に出会った経験も役に立つかもしれません、
それ以外には、大学の教授、ラジオのパーソナリティ、鎌倉シャツTexTeqの専属モデルなどもしてきました。色んな仕事をしてきましたが、いつもベストのものを創作し、発信してきました。ippinでも皆さまと一緒に楽しみたいと思います。

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