薔薇と梨の物語を贈る。市川が生んだ可愛い薔薇最中

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オンリーワンの手土産は喜ばれます

ちょっとしたお土産を差し上げる時、○○でしか手に入らない物、○○のご当地銘菓、と伝えるととても喜ばれます。そこに、土地のこだわりやストーリーがあると会話のきっかけにもなりますね。私が講演で千葉県の市川市に行った時に とても印象的なお菓子と出会いました。戦後間もない頃から市民をあげて「バラのあふれる街」を目指してきた市川市は、「いちかわバラ物語」と銘打って 市内の和洋菓子店がそれぞれに創意工夫をしたバラのお菓子を販売しているそうです。

その中でも、市川駅前のヤマザキプラザの「薔薇最中」は可愛らしくて、風味豊か。珍しいので 親しい方への手土産にしたら大変好評でした。紅白の最中に包まれたのは、これまた市川名物の「梨」の餡です。「市川のなし」はブランド登録品。この最中はくず餅の中に練りこまれた梨のピューレがしっとりフルーティ。和梨の収穫量が全国一位の千葉県ですが、「梨」を使ったご当地グルメが続々生まれているそうです。ちなみに、ヤマザキでは珍しい「和梨のプリン」も販売していています。冷た~く凍らせていただくのもおススメの食べ方だそうです。

薔薇と梨の物語を贈る。市川が生んだ可愛い薔薇最中

※掲載情報は 2014/12/25 時点のものとなります。

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キュレーター情報

佐野由美子

おもてなしマエストロ

佐野由美子

株式会社カメリア 代表取締役。
子供の頃から人を喜ばせるのが好きでサービスの世界へ入りました。レストランでの接客、店長経験を経て、ホスピタリティの素晴らしさを伝えるために 人材育成やコミュニケーション研修などの活動をさせていただいております。おもてなしマエストロの認定を受けて、マナー講師としても活動中。ホスピタリティに関するコラム等を多数執筆。「プロの接客」などをテーマとした講演は、これまで全国で350ヶ所以上になります。また、女子栄養大学(短期大学部)と湘北短期大学でフードビジネスの講義を担当。一方で、1996年より「赤坂璃宮」の開業・経営に従事し21年間勤務。(現在 顧問)  好きなものは シャンパンとクラシックカー。

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