生産者と酒蔵の想いの詰まった「柚子想い」

生産者と酒蔵の想いの詰まった「柚子想い」

記事詳細


生産者と技術者の「想い」コラボレーション

冬が本格的に到来し、寒くなってくると自然と食の指向も鍋など暖かいものに向いていきますよね。

 

青果物を扱っていますと、冬といえば「柚子」が思い浮かびます。それも食べるのではなく、子供のころに入った「柚子風呂」が一番のイメージです。

 

冬の寒い日に、冷えた浴室から湯船に浸かった時の柚子風呂特有のとろみのあるお湯と、その独特の香りが強烈にイメージに残っています。

 

今回ご紹介するのは私にとって冬の季語ともいえる「柚子」を使った商品、京都伏見の老舗酒蔵 山本本家さんの柚子を使ったリキュール「柚子想い」です。

 

こちらの商品は柚子の原材料調達に協力させていただいており、柚子の生産現場にもお邪魔していますが、他には珍しいほとんどの生産者が柚子の専業に近い割合で生産に取り組んでいます。一般の農家はある程度の品種数を扱うのが通常の中、彼らの柚子にかける想いは並々ならぬものがあります。

 

そんな「想い」が詰まった柚子を加工するのが京都伏見の老舗酒蔵 山本本家さんです。

 

「神聖」で御馴染みのこちらの酒蔵、その数百年の歴史から培われたお酒に対する想いは深く、昔から私も大ファンで個人的に結婚式でも振る舞わせていただいたほどです。

 

その両者の想いが合わさってできたのがこの「柚子想い」というお酒です。

 

柚子の天然果汁を100%使用しており、それを純米酒で割って作られています。口当たりもよく、柚子の香りで後味もすっきりです。

 

日本酒が苦手な女性の方にもお奨めのお酒です。

 

お取り寄せでおうちで楽しんで頂くこともできますし、京都にお越しの際は山本本家さんが営業されている鳥料理「鳥せい」でもお料理と一緒に楽しんで頂けます。

 

これから冬の寒い日にはお鍋と一緒に柚子の香りのお酒「柚子想い」をいかがでしょうか?

※掲載情報は 2015/12/21 時点のものとなります。

  • 7
ブックマーク
-
ブックマーク
-
この記事が気に入ったらチェック!
生産者と酒蔵の想いの詰まった「柚子想い」
ippin情報をお届けします!
Twitterをフォローする
Instagramをフォローする
Instagram
Instagram

キュレーター情報

小坂洋平

ベジタブルフルーツアドバイザー

小坂洋平

1979年 京都市生まれ。立命館大学卒業。神戸の青果貿易会社にて勤務後、京都青果中央卸売市場にて取締役職を務め市場運営に携わる。
そのような経験から青果物、特に果物の現状に強い興味を持ち「食育」という観点から講演などを行い「産地」と「消費地」を結ぶ懸け橋となる活動に取り組む。   
現在は京都の老舗フルーツパーラークリケットにて「楽しむ食」をいかに生活に取り入れ、人生の最後まで「食」を楽しむライフスタイルを提案。  
日本野菜ソムリエ協会所属。

次へ

前へ